函館2歳S(G3・2歳) 7月17日 函館 芝1200メートル
出走馬・仕分け
有力・勝ち負け
なし |
キャリアの浅い馬たちによる2歳重賞。例年荒れますし、波乱も十分。
嵌まれば一発
④ポメランチェ | 藤岡佑54 |
⑥カイカノキセキ | 鮫島克54 |
⑨メリトクラシー | ルメール54 |
④ポメランチェは1200でレコード勝ち。弾けるような走りで、直線もまだまだ伸びそうな感じ。小さい体で完成度は高そう。あとは函館コースでどうか。⑥カイカノキセキは前走気合いをつけてハナを奪うと、一気に押し切って1000のレコード勝ち。南関の名牝・カイカヨソウの仔と言う血統も魅力。⑨メリトクラシーは中京で着差以上の内容で新馬勝ち。スタートセンス抜群、右回りに変わって走りがどう変わるか注目。
安定・堅実型
⑧トーセンヴァンノ | 武豊54 |
未勝利馬ですが、2戦とも上がり最速。差せることと2戦使われたキャリアは強み。武豊としては終い勝負に徹しそうですから、あとは止まった馬を何頭差せるか。
展開次第で複勝圏
⑩リトス | 亀田54 |
⑪ナムラリコリス | 泉谷54 |
新馬で敗れましたが、折り返しの未勝利で勝利。このあたりもキャリアは有利ですね。外からスムーズに走ってどこまで。
危険な人気馬
なし |
苦戦必至
①グランデ | 坂井54 |
②フェズカズマ | 横山和54 |
③イチローイチロー | 池添54 |
⑤カワキタレブリー | 加藤54 |
⑦ラブミードール(北海道) | 古川54 |
③イチローイチロー⑤カワキタレブリーは時計や内容的にちょっと落ちるかなという印象。②フェズカズマと北海道の⑦ラブミードールはダートからの参戦。血統的にも厳しいかも。
逃げ・先行候補
- ④ポメランチェ
- ⑨メリトクラシー
- ⑥カイカノキセキ
- ⑦ラブミードール
- ⑩リトス
ダッシュ力は④ポメランチェの素軽さが上ですが、スタートそのもののセンスは⑨メリトクラシーの方がありそう。枠順的に④ポメランチェが先行して、ルメールは番手かも。⑥カイカノキセキは1F目はそこまででもなさそうで、必然的に3番手の展開でしょうか。その他の馬たちがどこまで追いかけるか。
見解
札幌でレコード勝ちした2頭、④ポメランチェ⑥カイカノキセキの走りが注目ですが、今回は函館コース。時計的には1秒くらい遅くなるでしょうし、今週で開催3週目。スピードだけでなく、しっかりした末脚も必要になってきそう。
中心はルメールの⑨メリトクラシー。中京の新馬勝ちからの遠征で未知数な部分はありますが、スタートセンス抜群でレースは上手そう。ここは内から④ポメランチェがハナを奪いに行くのを外からゆったり見ていけそうで優位な立場。ひと叩きするとさらに上昇するシルバーステート産駒。上積みも期待。
相手は⑥カイカノキセキ⑧トーセンヴァンノ。⑥カイカノキセキは新馬で1000をレコード勝ちしましたが、かなり追っつけて先行していましたし距離が延びても大丈夫そう。母・カイカヨソウは地方で重賞5勝の名牝。子供のカイカセンゲンもまずまずの成績ですし、札幌から時計のかかる函館に変わるのはプラスになるかも。そして未勝利馬の⑧トーセンヴァンノはこの中で唯一の差し馬で、武豊なら一発狙いで終いに賭けて来そう。展開嵌まれば。
馬連・ワイドで⑨メリトクラシーから⑥カイカノキセキ⑧トーセンヴァンノへ。そして三連複で1頭目⑨メリトクラシー、2頭目⑥カイカノキセキ⑧トーセンヴァンノ、3頭目はその他⑩リトス⑪ナムラリコリスへ流し。当然④ポメランチェのあっさりもあるかもしれませんが、小さな体でよりパワーが必要な函館はプラスではなさそう。マークがきつくなると厳しくなるかもしれません。体力勝負になって3戦目の外枠2頭の食い込みまで考えたいです。
馬連・ワイド ⑨-⑥⑧
三連複フォーメーション ⑨-⑥⑧-⑥⑧⑩⑪
勝負度 ★★★☆☆