2021 日本ダービー レース結果
1 | 10 | シャフリヤール | 57.0 | 2:22.5 | 33.4 |
2 | 1 | エフフォーリア | 57.0 | ハナ | 33.4 |
3 | 11 | ステラヴェローチェ | 57.0 | 1 1/4 | 33.4 |
4 | 13 | グレートマジシャン | 57.0 | ハナ | 33.6 |
5 | 16 | サトノレイナス | 55.0 | ハナ | 34.0 |
6 | 14 | タイトルホルダー | 57.0 | 2 | 34.3 |
7 | 8 | ヨーホーレイク | 57.0 | アタマ | 33.8 |
8 | 7 | グラティアス | 57.0 | ハナ | 34.4 |
9 | 6 | バジオウ | 57.0 | 1 1/4 | 34.0 |
10 | 12 | ワンダフルタウン | 57.0 | クビ | 34.4 |
11 | 4 | レッドジェネシス | 57.0 | 1 3/4 | 33.7 |
12 | 9 | ラーゴム | 57.0 | クビ | 34.5 |
13 | 3 | タイムトゥヘヴン | 57.0 | 3/4 | 34.3 |
14 | 2 | ヴィクティファルス | 57.0 | 3 | 35.4 |
15 | 17 | バスラットレオン | 57.0 | 7 | 36.8 |
16 | 5 | ディープモンスター | 57.0 | 1 3/4 | 36.8 |
17 | 15 | アドマイヤハダル | 57.0 | 1 3/4 | 37.1 |
レース回顧
事前の記事で、ダービーはスローになりにくいという類の記事を書いてしまったのですが、フタを開けてみたら大スロー競馬。完全にアテが外れて、馬券も大ハズレとなってしまいました。本当に申し訳ありません。
予想通りバスラットレオンは大外から逃げたのですが、番手につけたタイトルホルダーが早々にバスラットレオンの真後ろに入って折り合いをつける競馬を選択。私の本命だったタイトルホルダーには、もっと一か八かの先行流れ込み競馬をやってほしかったのですが、ダービーの大舞台にもかかわらず随分小さい競馬をしたなという印象。早々に外から被され、身動きも取れなくなり万事休すとなりました。走法的にこの馬がスローで強いはずはなく、おまけに外が伸びる馬場でしたし、多少距離ロスをしてでも外の好位からロングスパート作戦の方が良かったのは間違いないでしょう。レースペースは逃げ馬を追う2番手につける馬が決めるもの、結果ドスローのよーいドン競馬に。むしろこの流れで6着に辛抱したタイトルホルダーは相当頑張った方。本当に悔しい内容でした。
グチ満載の書き出しでしたが、そんなレース展開で恵まれたのは毎日杯組。当時レコード決着で1着2着していたディープ産駒・シャフリヤールとグレートマジシャンが、この大舞台で切れ味を発揮。本当に切れ味だけでつっこんできた感じでした。人気のエフフォーリアもスローに対応しましたが、結果的に人気を背負って早めに動いた分、最後差された感じ。地力勝負に強いエピファネイアの子供ですから決して展開としては恵まれていたわけではないですし、それでシャフリヤールとハナ差ならあっぱれの内容でしょう。やはりこの馬が一番強いのは確かかもしれません。
もちろん勝ったシャフリヤールも十分強いですね。ただこの馬は本質的に2000がベストの馬でしょう。血統的にもアルアインの弟ですし、それは確か。ただレースがあまりにスタミナを必要としない流れになったので、この結果がついてきた感じです。
スローのダービーで最近思い出されるのは、エイシンフラッシュとレイデオロが勝ったダービー。偶然にもこの2頭は、その後天皇賞・秋を制しています。やはり2000の瞬発力が必要になった今年のダービーと言えるかもしれません。シャフリヤールがこの後どう成長するかわかりませんが、また秋の天皇賞に出てきたら面白いですね。斤量の恩恵もありますし、今秋の天皇賞・秋にぜひチャレンジしてほしいです。