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レース回顧

[2021・中山記念 阪急杯 レース回顧]ヒシイグアス・レシステンシア

レース回顧
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中山記念(2月28日・中山)

1ヒシイグアス1:44.934.2490(-6)
2ケイデンスコールクビ34.2472(0)
3ウインイクシード1/235.3500(+2)
4ゴーフォザサミット2 1/234.5520(+6)
5トーセンスーリヤクビ35.6488(+8)
6コスモカレンドゥラ1/234.3468(0)
7パンサラッサ1/234.7470(+2)
8サンアップルトン1 1/234.4480(-6)
9クラージュゲリエクビ34.8498(+2)
10フランツ34.5446(-6)
11ショウナンライズ1 3/435.8478(0)
12ノーブルマーズ3/435.8500(-4)
13マイネルハニー35.8490(+2)
14バビット38.5460(+2)

開幕週の重賞らしい決着。前半1000メートルが57秒台で流れつつ、上がりも34.2。結果4角で6番手までにつけていた馬たちでの決着になりました。追い込みは出番なし、その中で離れた4番手をつけられたヒシイグアスにとっては理想の展開。最後は内をすくったケイデンスコールを退けて重賞連勝となりました。結局東西の金杯の勝ち馬が1着2着という面白い結果。

予想的には、前走の勝ち方からヒシイグアスを少し疑ってかかったのが失敗。本命のケイデンスコールが岩田康らしい完璧なイン差しをしてくれただけにもったいなかったです。ヒシイグアスは本格化という感じですが、次はどこに使うんでしょうか。大阪杯だとしたら、全く力関係が未知数だけに怖い存在ではあります。2番人気で逃げたバビットですが、先行勢では唯一失速してシンガリ負け。あくまで自分のリズムで逃げられるかどうかで、今後も成績が大きく変わってきそう。できればマイラーの多い1800よりも、2200くらいでゆったり逃げたいタイプかもしれません。ラスト騎乗だった蛯名のゴーフォザサミットが4着と健闘。凱旋門賞制覇に最も近づいた日本人騎手、さみしくなります。

阪急杯(2月28日・阪神)

1レシステンシア1:19.2R33.8508(+8)
2ミッキーブリランテ33.8476(+2)
3ジャンダルム1/234.1510(0)
4インディチャンプハナ33.8484(+2)
5ダノンファンタジー1 1/433.9476(0)
6メイショウチタンアタマ34.0470(-2)
7ロードアクア1 1/434.4482(+2)
8ザイツィンガークビ33.8430(-4)
9クリノガウディー1/234.5500(-2)
10タマモメイトウクビ33.9500(+10)
11コンパウンダークビ34.2458(-4)
12メイケイダイハードアタマ34.3550(-4)
13ブラックムーンハナ33.7502(-4)
14メイショウキョウジクビ34.5484(+2)
15カツジクビ34.3504(+4)
16ベストアクター1/234.4456(+8)
17トラインクビ34.8470(+10)

レコード決着。スピードで勝るレシステンシアが快勝。54キロも手伝って、良さを存分に発揮して見事な圧勝劇でした。やはりこの1400という距離がベストの印象。これがG1で1200や1600になるとどうなるかですが、ひとまず自分の形に持ち込んだ時の強さは再認識。ちょっと古いですが、これからかつてのキョウエイマーチのようなしぶとい逃げの牝馬として活躍してほしいです。

人気を分けていたインディチャンプとダノンファンタジーは4着・5着と中途半端な競馬に。確かに開幕週で、内をロスなく回ったミッキーブリランテ・ジャンダルムに流れが向いたのは確かですが、それでもこのあたりを捕らえきれないというのは、やはりこの2頭の詰めの甘さというのは感じてしまいますね。ダノンファンタジー、基本的には立ち回りの器用さでアドバンテージを得る馬。今後も取りこぼすケースは多そう。インディチャンプはズブさが増している感じ。開幕週の1400では忙しい感じです。ただ逆に馬場が荒れた中京の1200とかなら、逆転もあるのかも。次どこを使いますかね。

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