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レース回顧

[地方競馬レース回顧・2021]兵庫ウインターカップ・ナリタミニスター 佐賀・たんぽぽ賞

レース回顧

兵庫ウインターカップ(2月25日・姫路)

1ナリタミニスター
2トーセンレビュー
3サンキュー
4ジョイフル
5メイプルグレイト

単勝で2倍を切った1番人気のナリタミニスターがきっちり勝利。レースはやはりエイシンエンジョイ・ナチュラリーの逃げ争い。内と外の差でエイシンエンジョイがハナを奪いましたが、そこにメイプルグレイトやマイタイザンも参加、やはり淀みがなくレースは流れました。結果ナチュラリーが8着、エイシンエンジョイが11着で厳しいレースとなりましたね。勝ったナリタミニスターは3番枠からロスないレース、時計も上々で強い内容でした。

トーセンレビューも直線大外に回して力のあるところを見せました。常にナリタミニスターに先に行かれてしまう展開になったのが厳しかったですが、4歳ですしこれから楽しみ。そして3着に川崎のサンキュー、さすが内枠の廣瀬ですね。外有利と思われがちな姫路で、内の3頭で決まってしまう結果、難しいところです。

たんぽぽ賞(2月25日・佐賀)

1イロエンピツ
2ミスターウラノフ
3カシノアイドル
4テイエムサツマオー
5シーフードパイセン

断然人気のイロエンピツが快勝。2番人気のアイアンムスメは6着で明暗がくっきり。やはりスタートはアイアンムスメが上でしたが、そのあとイロエンピツがすっと後ろにつけて、1コーナーまでに少しだけプレッシャーをかけたのが大きかったように見えました。もしあれを意図的にやったのなら、飛田ジョッキーは相当うまいです。デビュー5ヶ月での重賞制覇。あまり世代交代が進んでいなかった佐賀のジョッキーの勢力分布図に、これから新風を吹き込んでくれそう。これは面白くなってきましたね。

対抗馬として期待したシーフードパイセンは行きっぷりが悪く、結果的に苦しくなって内を通らざるを得なくなりました。堅実な浦和のミスターウラノフが2着、カシノアイドルが3着に健闘。2走前が走らなすぎて軽視されていましたが、本来はこのくらい走れる馬。ただ結果的には、イロエンピツの強さと飛田のうまさが他を圧倒したレースでした。

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