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地方競馬

【地方重賞レース回顧】2021 川崎記念 梅桜賞

地方競馬

川崎記念(1月27日・川崎)

1カジノフォンテン
2オメガパフューム
3ダノンファラオ
4タービランス
5ミューチャリー

カジノフォンテンがオメガパフューム以下を完封、3馬身差の圧勝劇。2011年のフリオーソ以来の地方馬による川崎記念制覇ということで、スカッとした地方競馬ファンも多いんではないでしょうかね。去年の春から本当に強くなりました。脚をためすぎて持ち味を発揮できなかった大賞典を教訓に、スタートから積極的に進めました。張田昴の完璧な騎乗と、馬の能力の勝利ですね。生え抜き、母はジーナフォンテン、地方競馬の結晶が実を結んだ感じですね。これからがさらに楽しみ。

オメガパフュームは苦しみながらなんとか2着確保。左回りが悪いのか、状態が今ひとつなのか。やはりいい時の迫力はなかったですが、それでも能力と経験で連対。ダノンファラオは番手からなだれ込んだ3着。タービランスが惜しかったですね。この馬も絶好調。この年齢にしてやはり今が最充実期のようです。3着になってくれると馬券的に嬉しかったんですが。無念です。しかしこちらも頑張りました。

ミューチャリーも5着で、1着・4着・5着が地方馬。いよいよ中央・地方の力が接近してきた感じ。ロードブレスは途中で動きたかったところですが、落ち着いた流れで先行有利の馬場。もう少しパワー重視の馬場が良さそうですね。

一時は南関東の有力馬が、軒並み交流重賞を避けてしらけムードだったことも多かったですが、これをきっかけに今後の交流重賞でも中央・地方がガチンコの対決になることも多くなりそう。本当にこれから楽しみです。

梅桜賞(1月26日・名古屋)

1ティーズダンキー
2オーゴンノキズナ
3アップメイヒメ
4スマイルジャスパー
5アイエススター

人気になっていたスマイルジャスパーは、初めての輸送がたたったのか17キロ減。デビュー戦に比べて30キロ以上減ってしまいましたから、厳しい戦いとなりました。スタート直後に外から来られてなかなか難しい戦いになりましたし、テン乗りの影響もあった感じ。不完全燃焼に終わりました。結果、大外から決め打ちで逃げたティーズダンキーが逃げ切り、中団の外でスムーズに運べたオーゴンノキズナとアップメイヒメが2着、3着。このあたりの着順は何回やっても入れ替わりそう。逃げ先行かと思われていた2番人気のオーロファーストがスタートで後手を踏んで後方からになってしまったのも、レースに大きな影響を与えた感じですね。ひとまず上位の馬たちの次走はあまり信用しない方が良さそうです。

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