札幌記念 芝2000米 (良)
1 | ノームコア | 1.59.4 |
2 | ペルシアンナイト | 1 |
3 | ラッキーライラック | 1 1/2 |
4 | ポンデザール | 1 1/4 |
5 | イェッツト | クビ |
G1馬3頭の戦いをノームコアが制す!
勝ったのはノームコア。1枠1番から3コーナーまで終始内ラチ沿いで脚をため、4コーナーで外に持ち出す最高の内容。最後は抜群の切れ味を見せ、昨年の富士S以来の快勝。ここ2戦が東京マイルで脚を余していただけに、2000の距離延長も良かったですし、とにかく道中何もかもうまくいったという印象。文句なしの勝利でしたね。
人気のラッキーライラックは今回も早めの競馬でしたが、最後失速して3着。宝塚記念もそうでしたが、少し行きたがる面が見られているのは気になるところ。ポジションは良さそうでしたが、もし勝ちきろうとするなら、内の馬群の中に潜り込ませた方が最後爆発力が出るかもしれません。今後は枠順に気をつけたいですね。
ペルシアンナイトも内から激走!ハービンジャーの1・2!
2頭のG1牝馬に割って入ったのは、こちらもG1ホース・ペルシアンナイト。連対は2018年のマイルCS以来。こちらもノームコア同様にラチ沿いで脚をため、まさにノームコアが切り開いた道を通って抜け出してきた感じでしたね。こちらもほぼ100%の競馬です。前が止まり、差し勢も外を回された中で、ノームコアとペルシアンナイトの立ち回りがライバルの上を行った感じです。
そして終わってみれば、ハービンジャー産駒のワンツー。時計のかかる良馬場、洋芝という条件がばっちり嵌まった感じです。さらにこの2頭はどちらもマイルのG1馬。一瞬の脚を使って、内を捌けたのも好走の要因でしょう。2000前後で平均的な脚を使ってきた他の馬たちに対して、マイルの機動力で上を行った感じでしょうか。
本命・トーラスジェミニは失速…
本命にしたトーラスジェミニは、予想通り外枠からハナに立ちましたが4コーナーで一杯。道中緩むところもなく後続にマークされ、ペース的に厳しかったです。前半もっと攻撃的に逃げてペースの緩急をつけた方がチャンスはあったかもしれませんが、それでも力負けではありました。夢を見ての本命でしたが、申し訳ないです。