日曜はいよいよ伝統のG1・天皇賞・春。最近は大阪杯との住み分けが出来まして、すっかり長距離の頂点を争う戦いとなりましたね。今年もここを目標にしてきたステイヤーが集まりました。仕分けでチェックしていきましょう。
京都 天皇賞・春 3200米
【勝ち負け】なし
連戦連勝という馬もいないですし、上位拮抗の様相。ここは空欄でいきます。
【嵌まれば一発】⑦ユーキャンスマイル⑧キセキ⑭フィエールマン
⑦ユーキャンスマイルは阪神大賞典を快勝。流れも向いて安定した勝ちっぷりでした。叩いて上積みもありそうで有力ですが、落馬負傷で岩田から浜中に乗り替わった影響がどこまで出るか。⑧キセキの阪神大賞典は大出遅れでぐちゃぐちゃになってしまいました。依然難しい部分がありますが、京都3200を熟知した武豊がうまくエスコートできれば。前年の覇者・⑭フィエールマンは満を持しての出走。京都3000超えでG1・2戦2勝。休み明けで仕上がっていれば信頼できそう。
【安定型】なし
⑦ユーキャンスマイルは乗り替わり、⑧キセキはキセキですし、⑭フィエールマンは休み明け。若干の紛れはありそう。
【展開次第で複勝圏】①モズベッロ②エタリオウ③トーセンカンビーナ⑤ミッキースワロー⑥スティッフェリオ⑪メイショウテンゲン⑫シルヴァンシャー
良くも悪くもG2級の面々。G1実績なら②エタリオウですが、最近は直線で甘さが目立ちます。どの馬も上位陣が崩れての空席にどれだけ入りこめるかですね。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】④ダンビュライト⑨ミライヘノツバサ⑩メロディーレーン⑬ハッピーグリン
実績的には④ダンビュライトですが、今回去勢明けでいきなりばどうでしょう。その他の馬は瞬発力勝負で馬券圏内までは厳しそうです。
まとめ
⑦ユーキャンスマイル⑧キセキ⑭フィエールマンの3強の争いでしょうが、どの馬も少し気になる部分があります。穴を狙うとしたら、この中の1頭2頭が飛ぶケースですね。そして伏兵の台頭を考えるなら、開幕2週目ですし内からそこそこ切れる脚を使える馬が良いですね。
ということで、本命は①モズベッロにします。前走はミッキースワローに敗れましたが、コース取りの差という感じ。今年の日経新春杯を勝っていて、これは昨年2着のグローリーヴェイズと同じ。そして昨年3着だったパフォーマプロミスも過去に日経新春杯を勝っていて、春天との相性の良さを感じます。今回は最内でロスなく運べそうですし、あとは有力3頭にポカがあれば。三連複の軸で穴を狙いたいです。
三連複フォーメーションで、1頭目①モズベッロ、2頭目に⑦ユーキャンスマイル⑧キセキ⑭フィエールマンに加えて、⑤ミッキースワロー⑥スティッフェリオ、3頭目にその他②エタリオウ③トーセンカンビーナ⑪メイショウテンゲン⑫シルヴァンシャーへ。3強の他に気になるのは⑤ミッキースワローと⑥スティッフェリオ。⑤ミッキースワローは最充実期に入った感じで、ここもうまく立ち回れば。⑥スティッフェリオはビートブラックのような無欲の先行策に出るようなら、わずかに可能性があります。
三連複フォーメーション ①-⑦⑧⑭⑤⑥-⑦⑧⑭⑤⑥②③⑪⑫
勝負度 ★★★☆☆