土曜から始まる中山開催。今年も初日を飾るのは暮れの名物重賞・ステイヤーズS。3600の長丁場、昨年の無念を晴らしたいアルバート、そして障害王・オジュウチョウサンも参戦して見所がいろいろ。ひとまず仕分けと参りましょう。
【勝ち負け】なし
アルバートが万全なら大本命でしょうが、故障明け2戦目でどれだけ回復しているか。4回目の勝利はそう簡単ではありません。
【嵌まれば一発】①オジュウチョウサン②ヴァントシルム⑥メイショウテンゲン⑪アルバート
障害界の伝説的名馬・①オジュウチョウサンですが、ここ2戦は平地で苦戦。ただどちらも東京の決め手勝負で負けた感じもあるだけに、中山のこの距離なら。②ヴァントシルムは前走の凡走以外は堅実。機動力では一番かもしれません。⑥メイショウテンゲンは菊花賞がちぐはぐな競馬。弥生賞勝ちの中山で折り合ってレースができれば。⑪アルバートは一昨年までこのレース3連覇。昨年は取消で4連覇を逃し、その後故障で休養。復帰戦だった前走の京都大賞典はシンガリでしたが明らかに試運転。上積みがどこまであるか。
【安定型】⑩リッジマン
昨年、アルバート居ぬ間に念願の重賞制覇。その後は奮いませんが、中山3600なら変わってきそう。順調度でこの項目に入れてみました。
【展開次第で複勝圏】③サンシロウ⑦レイホーロマンス⑧チェスナットコート⑨ベイビーステップ⑫モンドインテロ⑬ララエクラテール
なかなか個性的なメンバーです。③サンシロウはまだ2勝クラスですが5戦連続2着と堅実。3600がフィットすれば。⑦レイホーロマンスは最近不振。一気の距離延長に賭ける感じでしょうか。⑧チェスナットコートは昨年の春頃のレースぶりなら有力ですが、それから不振。この距離で変わり身あれば。⑨ベイビーステップは最近が積極的な競馬。状態は良さそうで、展開が嵌まれば。⑫モンドインテロは昨年の3着馬。昨年と同じビュイック騎乗が魅力。⑬ララエクラテールは休み明けが不安ですが、昨シーズンのステイヤーズSとダイヤモンドSがそこそこの内容。直線までである程度の場所に付けられれば。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】④エイシンクロック⑤ネイチャーレット
④エイシンクロックは2勝クラスでも苦戦。⑤ネイチャーレットは本来なら穴要素がある馬ですが、順調さを欠いているだけに厳しそう。
まとめ
⑪アルバート⑩リッジマンというステイヤーたちに人気が集まりそうですが、どちらも京都大賞典で2秒前後の大敗。もちろん目標はここでしょうから大きく変わってきそうですが、年齢的なことも考えると力の低下も気になるところ。その他の馬もつかみ所のない馬が多く、未知の部分が多いレースです。
それならということで、ここは大真面目に①オジュウチョウサンで行けるのではないかと思っています。ここ2戦は府中の切れ味勝負で惨敗でしたが、前走のAR共和国杯も着差としては1.3秒差の負け。仮定ですが、もしこのレースにアルバートやリッジマンが出ていても、きっと同じような結果になっていたはず。今回は中山の3600、コーナー8回となれば、最大のウィークポイントである瞬発力不足は補えるのではないでしょうか。前走はハナに立ちましたが、前に馬を置いた方が闘志が出そうですし、好位から運ぶには最高の枠に入りました。昨年の有馬記念くらい走れば十分勝負になると見て本命を打ちます。
①オジュウチョウサンの単勝と三連複1頭軸流し。三連複の相手は②ヴァントシルム③サンシロウ⑥メイショウテンゲン⑦レイホーロマンス⑧チェスナットコート⑨ベイビーステップ⑩リッジマン⑪アルバート⑫モンドインテロ⑬ララエクラテール。かなり手広くなって45点になってしまいますが、思わぬ展開もあり得そうなので、大物を釣るために仕掛けてみたいと思います。
本当は①オジュウチョウサンの単勝でどんと勝負したいんですが、どうしても単だけは売れてしまいそうですよね。オッズをよく見て考えます。
単勝 ①
三連複フォーメーション ①-②⑧⑩⑪-②⑧⑩⑪③⑥⑦⑨⑫⑬
勝負度 ★★★★☆