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中央競馬

2023・フェブラリーS…カナダのシャールズスパイト・浦和スピーディキック参戦。

中央競馬

今年のフェブラリーSは浦和の名牝・スピーディキックに加え、カナダからシャールズスパイトも参戦。にぎやかな感じで楽しいですね。せっかくですし、今回はシャールズスパイトのレース映像や馬体を見る限りでの印象、そして南関東の女王・スピーディキックについて軽く解説してみたいと思います。どちらも好走の可能性はなくはないです。

シャールズスパイト(カナダ)

6歳ですが、休養も多くてまだキャリアは14戦。G1はメーカーズマークマイルで大外から差し切り。そして光るのはBCマイルでの2着。直線で内から外に切り替える時にかなりロスがありましたし、さらに外から勝ち馬に被されて仕掛けが遅れてからの2着。とにかく長くいい脚が使えるタイプ。東京コースは合いそうです。

問題はダートですが、馬体を見ると筋肉量が多い印象。嵌まる可能性もあると思います。スタートが芝の東京ダート1600もプラス。走法的に、内枠より外枠の方が砂も被らないですし良いでしょう。いい枠に入ったら面白いかも。

スピーディキック(浦和)

父・タイセイレジェンド、母の父・サイレントディール。地方馬らしい渋い血統ですね。サイレントディールはフェブラリーSでオリビエ・ペリエが乗ってアドマイヤドンの2着。懐かしすぎます。

門別時代に2歳重賞2勝。その後浦和に移籍して、東京2歳優駿牝馬・浦和桜花賞・東京プリンセス賞と牝馬クラシックの主要レースを制圧。JRA交流の関東オークスは3着で3冠はなりませんでしたが、その後も戸塚記念・ロジータ記念と楽勝で、前走の東京シンデレラマイルでも古馬を撃破。目下地方の牝馬限定戦では敵なしの状態ですね。

距離の守備範囲も広くて、1200のエーデルワイス賞から、2100の戸塚記念まで制覇。絶対不利の浦和マイルの大外での勝利も印象的でしたね。持ち味は勝負どころからの切れ味。あとはJRAの時計勝負に対応できるかですが、短距離戦にも対応していた馬ですし、速い流れについていける可能性はあると思ってます。あとは東京ダート1600の芝スタートがどうですよね。だいたい地方馬は戸惑うケースが多いですから、そこで五分に二の脚がつけば、チャンスも出てくるかなと思います。

まとめ

どちらもなかなか個性的ですし、当然ノルカソルカなんですが、課題をすべて克服できれば爆走もあるかなと思ってます。特にシャールズスパイト。外枠を引いたら、ちょっと厚く狙ってみたいかも。不利があったBCマイルで2着なら、ここであっさりという可能性もありそう。今年の中央勢はちょっと物足りないですからね。

スピーディキックも、条件は厳しそうですが応援したいですよね。最近ちょっと地方勢はJRA相手で返り討ちに遭うケースが多いですし、このアウェーの舞台で意地を見せて欲しいところ。

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