今年のダート競馬改革によって誕生したネクストスター（スプリントシリーズ）。2歳戦は昨年各競馬場で行われてましたが、3歳では今回の東日本の他に、北日本・中日本・西日本で施行されて、頂点である兵庫チャンピオンシップ（今年から1400）を目指す感じなようです。この時期に南関でこのくらいの距離の3歳重賞は案外なかったですからね。スピード系の馬が集まってちょっと楽しみ。
ネクストスター東日本（全国交流・3歳・1着賞金1500万円） 3月14日 川崎 ダート1400米
出走馬・仕分け
有力◎
| なし |
安定◯
| なし |
勝ちまで▲
| ① | 石崎駿 | 56 | クルマトラサン |
| ② | 矢野貴 | 56 | ライゾマティクス |
| ④ | 森泰斗 | 56 | ギガース |
| ⑪ | 御神訓 | 56 | アムクラージュ |
①クルマトラサンは前走JRAも混じっていま雲取賞で初めて馬券外。相手関係もそうですが、1800の距離も不向きだったかも。川崎1400で地元馬限定なら反撃。②ライゾマティクスはなかなか掴みきれないですが、性能が高いのは確か。気持ち良く回ってくれば。④ギガースも雲取賞の1800は距離が長かった感じ。1400ならニューイヤーCのような爆発力が戻ってきそう。⑪アムクラージュはここ数戦やや切れ負けの感じ。ただ大きく負けてないですし、流れひとつ。
展開次第で複勝圏△
| ⑤ | 本田重 | 54 | スノーシュー |
| ⑧ | 福原杏 | 56 | エドノバンザイ |
| ⑨ | 山崎誠 | 56 | アジアミッション |
| ⑩ | 野畑凌 | 56 | チャダルクン |
| ⑫ | 吉原寛 | 56 | パンセ |
⑤スノーシュー⑨アジアミッション⑫パンセは差して相手なりに走れるタイプ。いかにも3着っぽいですね。⑧エドノバンザイも成長してきますし、川崎さえ攻略できれば。⑩チャダルクンは大井からの参戦でなかなか未知ですが、前走の時計や相手関係を考えると、川崎左回りさえ克服できれば足りる気がします。
危険な人気馬※
| ⑦ | 笹川翼 | 56 | カプセル |
平和賞勝ちの実績ならここでも当然主力級ですが、ややメンバーは軽かったですし、走りがどうしてもワンペース。逃げられたとしても、ここはマークが厳しくて苦しくなりそう。
苦戦必至…
| ③ | 古岡勇 | 56 | コスモカシアス |
| ⑥ | 澤田龍 | 56 | コンバットスプーン |
| ⑬ | 和田譲 | 56 | ホークマン |
| ⑭ | 町田直 | 54 | シナノスマイル |
上位陣が濃密。つけ入るスキはなかなかなさそう。
馬群・隊列予想
平均・等間隔
普通なら⑦カプセルの逃げ。初川崎でロスなく回りたい⑩チャダルクンが積極的に行って番手の形が一番普通。あとは外枠の⑭シナノスマイルが超短距離系の馬で、どこまで絡んでいくか。①クルマトラサン④ギガースがインの好位。極端に速くはないものの、ペースは緩まず。スピード性能と器用さが求められそう。
見解と馬券種類別買い目
川崎1400で重賞やオープンのレースが組まれるのはなかなかないことで珍しいですね。1コーナーまで短いですし、ポジション争いはなかなか激しくなりそう。ある程度スピードと器用さがないと対応できないかも。ここは単純にこれまでの実績とスピードを重視して、①クルマトラサン④ギガース軸で考えたいです。
①クルマトラサンはやっぱりデビュー戦の船橋の1000メートル・1.00.4が光りますね。あれを見るとベストは1200くらいかなと思いますし、ここ3戦の敗北がマイル・マイル・1800で強敵相手。度外視できますし、今回は距離短縮。内枠も引いてインの2列目でも取れれば、直線脚がたまって崩れることはないかなと思いました。
④ギガースも前走の1800は不向き。スピードとパワーがありますし、小回りも浦和のニューイヤーCで一応克服。船橋の1200で強い競馬をしていてスピードがありますし、あとはよほど内枠でポジションが悪くならなければまとめてくるでしょう。
どちらも能力は高いですし、内枠から好位でポジションをとってしまえば、他のライバルに対してかなり優位に運べるはず。馬連で①クルマトラサン④ギガース。あとは三連複2頭軸でこの2頭から、②ライゾマティクス⑤スノーシュー⑦カプセル⑧エドノバンザイ⑨アジアミッション⑩チャダルクン⑪アムクラージュ⑫パンセまで。⑦カプセルも売れそうですが、瞬間的にそんなに速い脚があるタイプではないと思うので、この小回りはどうでしょうか。②ライゾマティクスもちょっと枠が内すぎますし、穴はやっぱり後方待機組でしょうか。⑤スノーシュー⑧エドノバンザイ⑨アジアミッション⑫パンセあたりが末脚に賭けてくれれば。
馬連流し ①-④
三連複2頭軸流し ①④-②⑤⑦⑧⑨⑩⑪⑫
勝負度 ★★☆☆☆
