注目は菊花賞馬ドゥレッツァ。今年の3歳世代もなかなか危険な香りがしますが、昨年の3歳世代も苦戦が続いてますからね。最後の牙城という感じで、プログノーシスをはじめとする古馬相手にどこまでやれるか気になりますね。
金鯱賞(G2) 3月10日 中京 芝2000米
出走馬・仕分け
有力◎
④プログノーシス(川田58)
昨年大外から豪快に差し切り。その後もハイレベルなレースを続けてますし、地力では断然でしょう。
安定◯
なし |
勝ちまで▲
③ドゥレッツァ(ルメール59)
⑨ノッキングポイント(戸崎57)
③ドゥレッツァは一気の5連勝で菊花賞勝ち。大外枠でしたが、ルメールの好判断が光った感じもあります。59キロですし、とにかく今回は真価が問われるレース。⑨ノッキングポイントは3歳にして新潟記念勝ち。菊花賞は終始ストレスのかかる競馬でしたし度外視できそう。斤量差もありますし、ドゥレッツァ相手でも勝負になるかも。
展開次第で複勝圏△
⑦ヤマニンサルバム(三浦57)
⑩アラタ(横山典57)
⑪エアサージュ(池添57)
⑫ハヤヤッコ(幸57)
⑩アラタはちょっと最近低迷してますが、昨年3着で適性はありそう。その他はG3級という感じの馬たちですが、みんな調子が良さそう。3着ならという感じ。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
②ワイドエンペラー(高杉57)
⑤ブレイヴロッカー(丸山57)
⑥ヨーホーレイク(藤岡康)
⑧バラジ(菅原明57)
⑬レッドジェネシス(角田和57)
ルーキー騎乗の②ワイドエンペラーはさすがにここでは厳しいでしょう。2年2ヶ月ぶりの⑥ヨーホーレイクは、ひとまず無事に回ってきて欲しいところ。
馬群・隊列予想
スロー・ひと固まり
この相手なら⑦ヤマニンサルバムが正攻法。③ドゥレッツァは復帰初戦の2000で、菊のような思い切った作戦は取らずに大人しく回ってきそう。ペースはスローで固まった展開。④プログノーシスは持ち前の切れ味だけでねじ伏せられるかどうか。
見解と馬券種類別買い目
やっぱり④プログノーシスは外せないかなと思います。昨年1年間のハイレベルな走りと強烈な末脚を考えると、初顔合わせの明け4歳勢以外の馬に負けることはまずないでしょう。あとは4歳馬がこれに勝てるかどうか。
注目は菊花賞馬・③ドゥレッツァ。ただここは休み明け初戦で59キロ。しかも3000を使った後の2000で戸惑いもあるはず。そもそも菊花賞自体のレースレベルも半信半疑で未知な要素が多いですから、ここはこれを避けて買った方が馬券的にも楽しめる気がします。
むしろ買いたいのは同じ4歳でも⑨ノッキングポイントの方。ダービーで不利な外枠から追い込んで5着、新潟記念がスローペースで早め抜け出しで押し切り。菊花賞はそもそも距離が長く、さらに道中インでバテた馬を処理できず4コーナーで最後方グループまで下がる不利。まったく度外視できますし、今回はまた2000。左回りも好相性で斤量も57キロ。59キロのドゥレッツァの前に入ってもおかしくないと思います。
ここは三連複2頭軸・三連単フォーメーションで、1着2着を④プログノーシス⑨ノッキングポイントの裏表、3着を①シーズンリッチ③ドゥレッツァ⑦ヤマニンサルバム⑩アラタ⑪エアサージュ⑫ハヤヤッコへ流し。①シーズンリッチも成績ならノッキングポイントと差はないですが、成長力ならノッキングかなと思いました。あとはドゥレッツァが空振って、昨年3着の⑩アラタあたりが食い込んで欲しいところ。
三連複2頭軸流し・三連単フォーメーション ④⑨→④⑨→①③⑦⑩⑪⑫
勝負度 ★★☆☆☆