去年までは川崎記念のステップ・報知オールスターCが組まれていましたが、今年から川崎記念の開催時期が変わって、その他のレースも時期が変更。代わりに5月に行われていた川崎マイラーズがお正月の重賞になりました。メンバーはなかなかベテラン揃いの印象ですね。
川崎マイラーズ(1着賞金1400万円) 1月3日 川崎 ダート1600米
出走馬・仕分け
有力◎
③ | 矢野貴 | 57 | ギャルダル |
前走休み明けで微妙なところでしたが、結果は力の違いを見せつけた感じ。叩いて得意のマイルなら主力で間違いないでしょう。
安定◯
なし |
勝ちまで▲
⑥ | 笹川翼 | 57 | アランバローズ |
⑩ | 和田譲 | 57 | アイウォール |
⑭ | 澤田龍 | 57 | カジノフォンテン |
⑥アランバローズ⑭カジノフォンテンという交流G1勝ち馬が2頭登場。全盛期の力はなくても、基本的な性能では上位ですからね。⑩アイウォールは去年5月の川崎マイラーズを勝利。ただ当時より今回の方が相手が骨っぽいですかね。同型も多いですし。
展開次第で複勝圏△
① | 御神訓 | 57 | デュードヴァン |
② | 吉原寛 | 55 | フォーヴィスム |
⑤ | 本田重 | 57 | アマネラクーン |
⑪ | 桑村真 | 57 | エアアルマス |
⑫ | 本橋孝 | 57 | ブラックパンサー |
⑬ | 町田直 | 57 | ルーチェドーロ |
②フォーヴィスムは移籍2戦目。川崎マイルも2度目ですし、あとは吉原寛が2番枠でうまく立ち回れるかどうか。浦和の主と化している⑤アマネラクーンが、明け7歳にして初めての他場遠征。どこまでやれるかはまったく未知数。⑪エアアルマスは笠松グランプリで地方競馬初連対。これも立ち回り次第でしょう。⑫ブラックパンサーは前走ゴールドカップでスマイルウィの2着。自慢の末脚が重賞でも通用することが証明された感じ。川崎との相性も悪くない馬ですし、うまくハマるといいところまでいくでしょう。⑬ルーチェドーロは前走で笠松グランプリ連覇を達成しましたが、マイルだとちょっと長いかなというところ。外枠もロスになりそうです。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
④ | 張田昴 | 57 | ヨハン |
⑦ | 山崎誠 | 57 | ディアセオリー |
⑧ | 落合玄 | 57 | アトミックフォース |
⑨ | 森泰斗 | 57 | アルサトワ |
どの馬もベストの条件とは言えないですし、相手も強いですからね。森泰斗と言えど、⑨アルサトワをここで上に押し上げるのは難しいですね。
馬群・隊列予想
ハイ・等間隔
スタート五分なら⑥アランバローズ。外から⑧アトミックフォース⑨アルサトワ⑩アイウォール、そして⑭カジノフォンテンも当然前へ。先行グループはごちゃごちゃで1コーナーへ向かいそう。ペースは一旦落ち着いたとしても、中盤からのポジション争いでまた上がっていくはず。ペースは緩まず、スピードと持久力が必要な展開になりそう。
見解と馬券種類別買い目
昨年春の③ギャルダルの快進撃は、状態ピークで一気に駆け抜けたイメージもありましたが、休み明けでまだ良化途上だった前走の快勝っぷりは、完全に力の違いを見せつけた感じでした。これは地力で抜けていると判断したいですね。叩き2戦目・斤量減・川崎マイルも2戦2勝と条件はすべて好転、枠も絶好となれば逆らえないでしょう。
問題は相手ですが、正直どれもウィークポイントが大きくて買いにくいです。ここは仕方ないので③ギャルダルから馬連流しで、①デュードヴァン②フォーヴィスム⑤アマネラクーン⑥アランバローズ⑩アイウォール⑪エアアルマス⑫ブラックパンサー⑬ルーチェドーロ⑭カジノフォンテンへ流して、おとなしく高目を待ちます。
この中で比較的穴が少なそうなのは①デュードヴァン⑫ブラックパンサー。この2頭はギャルダルを含めて、昨年初めの川崎マイルのオープン特別・大師オープンと多摩川オープンで、2戦続けて1着ギャルダル2着デュードヴァン3着ブラックパンサーという珍記録を達成した面々。コース相性は悪くないですし、①デュードヴァンは先行馬の後ろあたりで流れに乗れそう。⑫ブラックパンサーは前走で同斤のスマイルウィを追い詰めましたからね。まくりがはまれば。ちょっと厚めに買って、最後にまさかの三連複も抑えます。2度あることが3度あるか。
馬連流し ③-①②⑤⑥⑩⑪⑫⑬⑭
三連複 ①③⑫
勝負度 ★☆☆☆☆