皐月賞（G1・3歳） 4月16日 中山 芝2000米
出走馬・仕分け
有力◎
| なし |
言うまでもなく混戦です。
安定◯
| なし |
勝ちまで▲
| ⑤フリームファクシ | レーン | 57 |
| ⑦ファントムシーフ | ルメール | 57 |
| ⑪シャザーン | 岩田望 | 57 |
| ⑭タスティエーラ | 松山 | 57 |
| ⑮ベラジオオペラ | 田辺 | 57 |
| ⑯タッチウッド | 武豊 | 57 |
⑤フリームファクシは3連勝できさらぎ賞勝ち。今回はメンバーがぐっと上がりますし、共同通信杯組あたりとの力関係が気になるところですね。⑦ファントムシーフはおそらく前哨戦で一番ハイレベルだった共同通信杯勝ち。中山2000も2回目になりますが、そこまでの爆発力はないかも。⑪シャザーンはすみれSが抜群の切れ味。ダービー向きの感じもしますが、クイーンズリングの子で素質は通用。⑭タスティエーラは弥生賞を順当勝ち。今年のメンバーでは比較的計算しやすいタイプではあります。あとはG1で勝ち切れるかどうか。⑮ベラジオオペラは無敗でスプリングS勝ち。2000は大丈夫でしょうが、あまり速い時計がないので、上がりが速くなった時にどんなもんでしょうか。⑯タッチウッドはまだ荒削りですが、共同通信杯の内容は一番。スタート五分ならもっと強いのかも。枠は包まれない分いいはず。
展開次第で複勝圏△
| ④ショウナンバシット | Mデムーロ | 57 |
| ⑧トップナイフ | 横山典 | 57 |
| ⑨ホウオウビスケッツ | 横山和 | 57 |
| ⑰メタルスピード | 津村 | 57 |
| ⑱マイネルラウレア | 戸崎 | 57 |
⑧トップナイフは本来【安定】のところに入れてもいい成績ですが、前走が全くロスなく立ち回りましたからね。レースの巧さはありますが、有力どころがみんな力を発揮してしまうと辛いかも。④ショウナンバシット⑨ホウオウビスケッツ・ ⑱マイネルラウレアは将来性もあって一発は秘めてます。⑰メタルスピードは相手なりに走りそうなので、どさくさ3着はありそう。
危険な人気馬※
| ①ソールオリエンス | 横山武 | 57 |
| ⑫ダノンタッチダウン | 川田 | 57 |
①ソールオリエンスの京成杯は良くも悪くもインパクトが大きかったですが、メンバー的には手薄だったのは確か。鵜呑みにはできないですね。⑫ダノンタッチダウンは休み明けや距離延長ももちろんハードルですが、なんと言っても朝日杯組のその後の凡走が顕著ですからね。
苦戦必至…
| ②ワンダイレクト | 藤岡佑 | 57 |
| ③グリューネグリーン | 石川裕 | 57 |
| ⑥ウインオーディン | 三浦 | 57 |
| ⑩ラスハンメル | 石橋脩 | 57 |
| ⑬グラニット | 嶋田 | 57 |
有力馬の数が多いですからね。なかなか上位進出は困難。
馬群・隊列予想
ハイ・等間隔
先週までの中山を見る限り、高速馬場というわけではないですが、そこそこの時計は出てます。スピードは必要になってきそう。⑬グラニットが逃げるだけ逃げて、④ショウナンバシット⑨ホウオウビスケッツ⑩ラスハンメルあたりも前へ。⑧トップナイフは自然に先団の後ろ。⑯タッチウッドはスタート五分なら先行、多少遅れても外枠ですから、ある程度ポジションは取れそう。いずれにしろペースは落ちず速いラップは並んで、そのまま一気に直線へ。持ち時計や持久力が必要かも。
見解と馬券種類別買い目
結局大本命が生まれぬまま迎えた今年の皐月賞。ディープ産駒が不在になったことも影響しているのかも。同じくサンデーサイレンス産駒が不在になって初めての皐月賞になった2007年と、状況は似ているのかなと思いますね。その時がヴィクトリー・サンツェッペリンの組み合わせで大変なことになりましたが、今年も荒れる気配濃厚な感じ。ここはできれば人気馬を避けて、一発輝いてくれそうな馬から入りたいですね。狙いは若干買うのが早い気がしますが、⑪シャザーンでいってみたいと思います。
すみれSが出遅れて離れた最後方から、直線だけの競馬で若葉S勝ちのショウナンバシットを楽々差し切り。上がり33秒1も抜けてましたね。新馬で負けてますが、勝ったダノントルネードも強い馬ですし、逃げたくない展開で押し出されて、最後首の上げ下げのタイミングが悪かっただけの負け。実質無敗だと思ってます。今回は先行馬が揃ってますし、それらを行かせて中団の外目で動きやいポジションが取れそう。立場的にも人気を背負っているわけではないですし、あとは岩田望が腹を決めて脚をためる競馬をしてくれれば、一撃あるんじゃないかなと思ってます。クイーンズリングの子で素質上位、もしここで勝ち負けに持ち込めるようなら、ダービーもかなりチャンスが出てきそう。
まず⑪シャザーンの単複。相手は⑧トップナイフ⑨ホウオウビスケッツ⑯タッチウッド。⑧トップナイフはなかなかいい枠が引けました。レース巧者ですし、これなら左右を見ながら変幻自在に動けそうですね。あとは横山典がうまく立ち回れば。⑨ホウオウビスケッツは6月生まれでまだまだ伸びしろ十分。スプリングSはかなり厳しい競馬で粘ってますし、叩いた上積みがあれば面白いと思います。あとは⑯タッチウッド。出遅れた共同通信杯は間違いなく一番強い競馬をしてますし、道中の手前の使い方を考えると、左回りより右回りの方が走る可能性もあり。まだワイルドですが、武豊がコントロールしてくれれば。
馬連・ワイド流しで⑪シャザーンからこの3頭へ。一応相手3頭のワイドボックスも追加します。最後に穴の三連複フォーメーションで、この組み合わせに3頭目で④ショウナンバシット⑰メタルスピード⑱マイネルラウレアを加えてみます。とにかく人気がないですし、そこまで力の差もないでしょうからね。うっかりどかんと跳ねることを祈って楽しみたいです。
単勝・複勝 ⑪
馬連・ワイド流し ⑪-⑧⑨⑯
ワイドボックス ⑧⑨⑯
三連複フォーメーション ⑪-⑧⑨⑯-⑧⑨⑯④⑰⑱
勝負度 ★★★☆☆
