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競馬ニュース

今週の注目・大井初の左回りレース開催!

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世界初の両回りコースに

11月19日、今週の大井開催の最終日の最終レースに、兼ねてから発表されていた左回りでの競走がついに施行されますね。世界初の両回りコースとなる大井、果たしてどんなレースになるのか。見所をざっと見ていきましょう。

最初のレースは1650メートル

11月19日の12レース、レース名は『左回りレーススタート賞』(ここに来て『Make New Way賞』に変更された模様)。そのままですね。クラスはB2B3で、通常の右回りの外回りコースを逆走する形。そして距離が微妙な1650メートル。1600とか1700メートルで設定することができなかったんですかね。ゲートの位置とか、いろいろ事情があるんでしょう。

外回りでも直線は短め

外回りを使うものの、ゲートから1コーナーまでが長いだけで、最後の4コーナーからゴール板までは300メートル。短めですね。コーナーの形自体は左右シンメトリーなコースだけにクセはないと思いますが、大回りで回ってきて直線短いという構造が、ジョッキー心理にどんな影響を与えるかが気になるところ。最初の内は慎重に回ってきそうですし、先行馬がそのまま押し切ったりしそうな気もしますが、そんな簡単でもないですかね。

世界を意識した実験

ダート競馬の世界の頂点はアメリカ。アメリカは左回りが主流で、国際競走である東京大賞典を施行している大井としては、今後海外馬の招待も意識している様子。さらに現在フェブラリーSとチャンピオンズカップという中央のG1も左回り。現在のダート競馬界を意識した実験と言えますね。

南関東から右回りがさらに減る?

ただ、こうなると南関東4場のうちすでに3場が左回りなわけですから、右回りコースがかなり減ってしまうことになりますよね。そして中央の馬としても、右回りを求めて大井を使っていた馬も多かったでしょうから(オメガパフュームとか)、もし将来的に左右のレースが半分くらいの比率になるとしたら、右ききの馬にとっては辛いことになるかもしれませんね。まだまだ先のことでしょうが。

まとめ・そして軽く登録馬チェック

ということで注目の一戦ですが、私はちょっとこの左回り導入には若干否定的ではあるんですね。あまりメリットを感じないのと、主要レースのほとんどが左回りになってしまったら逆にバリエーションがなくなるかなと思うからです。ただいろいろ試してみるのはいいことですね。どうなりますか。そして現段階での登録馬はこちら。フルゲートは12頭。

エラボレート
サトノレガリア
サブノアカゾナエ
サンドストーム
サーストンアクセス
セリス
バーブル
プレジールドビブル
マテーラフレイバー
ミックベンハー
モンサンラファータ
リトミックグルーヴ

どうせなら左回りがプラスになりそうな馬を狙ってみたいかも。盛岡で好成績のあるバーブルとか。そして門別から移籍してきたミックベンハーも東京で勝ち星もありますし注目。前走が2年4ヶ月ぶりでプラス60キロでの出走だったので、1回使ってどれだけ変わるのか。あとは先行馬ですかね。速さならマテーラフレイバーあたり。ただ当日の枠順でまた悩みそうです。

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