2021 皐月賞 レース結果
着 | 枠 | 馬名 | 着差 | 人気 | 予想 |
1 | 7 | エフフォーリア | 2.00.6 | 2 | |
2 | 13 | タイトルホルダー | 3 | 8 | ◎ |
3 | 3 | ステラヴェローチェ | クビ | 6 | |
4 | 1 | アドマイヤハダル | クビ | 3 | |
5 | 6 | ヨーホーレイク | クビ | 11 | |
6 | 15 | グラティアス | 1/2 | 7 | |
7 | 11 | ディープモンスター | クビ | 10 | |
8 | 16 | レッドベルオーブ | 2 1/2 | 9 | |
9 | 5 | ヴィクティファルス | 1 3/4 | 4 | |
10 | 4 | イルーシヴパンサー | 3/4 | 15 | |
11 | 10 | シュヴァリエローズ | 1 1/4 | 13 | |
12 | 12 | ワールドリバイバル | ハナ | 14 | |
13 | 9 | ラーゴム | 3/4 | 5 | |
14 | 2 | ルーパステソーロ | 1 3/4 | 16 | |
15 | 8 | ダノンザキッド | 1 | 1 | |
16 | 14 | アサマノイタズラ | 3 1/2 | 12 | ◎ |
レース回顧
とにかくエフフォーリアは完璧な競馬をしましたね。1コーナーまでにうまく内に滑り込めたのが圧勝の要因。道中は最短距離を回ってじっと待機。外がだいぶごちゃごちゃしたので、あのあたりは消耗はまったくなかったでしょうね。直線も早めに抜け出したタイトルホルダーが、大阪杯のレイパパレよろしく馬場の真ん中に持ち出したことで、スカッと前が開きました。中山2000を自分のリズムできっちり走りきっての快勝。完璧な競馬でした。
2着に3馬身差と文句のない内容でダービーも楽しみですが、私はまだそれほど抜けた存在でもないと思っています。なぜなら今回の皐月賞は、エフフォーリアにとって何もかも恵まれたレースだったから。内容としては、2着に粘ったタイトルホルダーの方が相当厳しいレースだったと思います。
できればハナが理想でしたが、内のワールドリバイバルが主張してきたことで番手競馬に。あのあたりの迷いがまず1つマイナス。さらに向正面あたりからダノンザキッドやアサマノイタズラ・レッドベルオーブも外から上がってきて、ラップとしては真ん中が速いという先行馬には最悪の流れ。そして最後はエフフォーリアが完璧に立ち回った点もマイナス。この3つのマイナス要素がありながら、それでも2着に粘った点は高く評価していいと思います。
そう考えると、エフフォーリアとタイトルホルダーの力の差はそれほどないのかもしれません。あとは本番の馬場適性と展開で、ひっくり替えることも十分あり得ると思います。エフフォーリアは大跳びタイプで東京2400は向いているはずですし、何より器用さもあり不安は少ないです。あとはタイトルホルダーがどれだけ抵抗するか。メロディーレーンの弟で持久力は高そうですし、東京でも好走経験あり。あとは高速馬場で気持ちよく逃げたりすると、ちょっと面白いですね。
現段階でダービーは、このエフフォーリアとタイトルホルダーの1点で行こうかなという勢いでおります。あと皐月賞組で本番変わってきそうなのはアドマイヤハダル・ヨーホーレイク・ヴィクティファルス・ラーゴムあたりでしょうか。ラーゴムは完全にダービー向きの馬だと思うので、今回は度外視して良さそう。1番人気だったダノンザキッドは、レース前から発汗も凄かったですし、使うたびに気持ちがヒートアップするようになってきました。体もよりマイラー化していると思うので、ダービーは出走自体おすすめしないですね。スローペースで内枠でも引けばわかりませんが。
あとは毎日杯組がどこまで肉薄しますか。シャフリヤール・グレートマジシャンとも不気味な存在です。