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レース回顧中央競馬

[2021 皐月賞 結果・回顧]エフフォーリアは中山2000の完璧な競馬、タイトルホルダーの内容も濃い!

レース回顧

2021 皐月賞 レース結果

馬名着差人気予想
17エフフォーリア2.00.62
213タイトルホルダー8
33ステラヴェローチェクビ6
41アドマイヤハダルクビ3
56ヨーホーレイククビ11
615グラティアス1/27
711ディープモンスタークビ10
816レッドベルオーブ2 1/29
95ヴィクティファルス1 3/44
104イルーシヴパンサー3/415
1110シュヴァリエローズ1 1/413
1212ワールドリバイバルハナ14
139ラーゴム3/45
142ルーパステソーロ1 3/416
158ダノンザキッド1
1614アサマノイタズラ3 1/212

レース回顧

とにかくエフフォーリアは完璧な競馬をしましたね。1コーナーまでにうまく内に滑り込めたのが圧勝の要因。道中は最短距離を回ってじっと待機。外がだいぶごちゃごちゃしたので、あのあたりは消耗はまったくなかったでしょうね。直線も早めに抜け出したタイトルホルダーが、大阪杯のレイパパレよろしく馬場の真ん中に持ち出したことで、スカッと前が開きました。中山2000を自分のリズムできっちり走りきっての快勝。完璧な競馬でした。

2着に3馬身差と文句のない内容でダービーも楽しみですが、私はまだそれほど抜けた存在でもないと思っています。なぜなら今回の皐月賞は、エフフォーリアにとって何もかも恵まれたレースだったから。内容としては、2着に粘ったタイトルホルダーの方が相当厳しいレースだったと思います。

できればハナが理想でしたが、内のワールドリバイバルが主張してきたことで番手競馬に。あのあたりの迷いがまず1つマイナス。さらに向正面あたりからダノンザキッドやアサマノイタズラ・レッドベルオーブも外から上がってきて、ラップとしては真ん中が速いという先行馬には最悪の流れ。そして最後はエフフォーリアが完璧に立ち回った点もマイナス。この3つのマイナス要素がありながら、それでも2着に粘った点は高く評価していいと思います。

そう考えると、エフフォーリアとタイトルホルダーの力の差はそれほどないのかもしれません。あとは本番の馬場適性と展開で、ひっくり替えることも十分あり得ると思います。エフフォーリアは大跳びタイプで東京2400は向いているはずですし、何より器用さもあり不安は少ないです。あとはタイトルホルダーがどれだけ抵抗するか。メロディーレーンの弟で持久力は高そうですし、東京でも好走経験あり。あとは高速馬場で気持ちよく逃げたりすると、ちょっと面白いですね。

現段階でダービーは、このエフフォーリアとタイトルホルダーの1点で行こうかなという勢いでおります。あと皐月賞組で本番変わってきそうなのはアドマイヤハダル・ヨーホーレイク・ヴィクティファルス・ラーゴムあたりでしょうか。ラーゴムは完全にダービー向きの馬だと思うので、今回は度外視して良さそう。1番人気だったダノンザキッドは、レース前から発汗も凄かったですし、使うたびに気持ちがヒートアップするようになってきました。体もよりマイラー化していると思うので、ダービーは出走自体おすすめしないですね。スローペースで内枠でも引けばわかりませんが。

あとは毎日杯組がどこまで肉薄しますか。シャフリヤール・グレートマジシャンとも不気味な存在です。

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