アーモンドアイ、8冠と5歳牝馬の壁超えられるか
天皇賞・秋(G1・3歳以上) 11月1日 東京 芝2000米
勝ち負け
嵌れば一発
安定型
展開次第で複勝圏
危険な人気馬
苦戦必至
見解
頭数も少なく、落ち着いた印象の今年の天皇賞・秋。その中でも注目点は、G1・7勝を挙げている女王・⑨アーモンドアイ。昨年楽勝の舞台で前人未到の8勝なるかというところですが、これまでどの馬も達成できなかった記録ですし、しかも通常なら下降期に入る5歳の牝馬。過去にウォッカ・ブエナビスタ・ジェンティルドンナという名牝も5歳時には敗れていますし、さすがの⑨アーモンドアイでも簡単な壁ではないはず。
となると、打倒⑨アーモンドアイを探したいところですが、どの馬も一長一短。その中で私が一番注目している馬は春の天皇賞馬・⑥フィエールマン。G1・3勝ですが、すべて3000超えの長距離。スピードが要求される天皇賞・秋では不安がありそうですが、そもそも私はこの馬がステイヤーだとは思っていなくて、ズブくて折り合いがつくタイプだから長距離戦と相性がいいだけかなと見ています。3歳の夏のラジオNIKKEI賞で見せた末脚が忘れられず、あの脚を東京2000で使えたら勝負にならないかと思いました。ここは配当的にも魅力、中心にしてみたいです。
⑨アーモンドアイが普通に勝ってしまったらお手上げです。ひねくれて⑥フィエールマンから馬単マルチ流しでいきます。相手は内から①ブラストワンピース④ダノンキングリー⑦クロノジェネシス⑧キセキ⑨アーモンドアイ⑪ダノンプレミアムへ。宝塚記念圧勝の⑦クロノジェネシスですが、やはり2200巧者という印象。崩れないでしょうが、パンパンの良馬場では他の馬とのアドバンテージは小さくなりますね。⑧キセキも相変わらずのキセキっぷりですが、歯車が噛み合うとしぶとい馬。少しでもヒモ荒れ期待。
馬単マルチ流し ⑥⇄①④⑦⑧⑨⑪
勝負度 ★★★☆☆