【レース回顧】2020 ユニコーンS 現代のマルゼンスキー!?怪物・カフェファラオ爆誕!

【レース回顧】2020 ユニコーンS 現代のマルゼンスキー!?怪物・カフェファラオ爆誕!

6月21日 東京 ユニコーンS

1着 カフェファラオ

2着 デュードヴァン

3着 ケンシンコウ

 

不安一掃!恐るべき破壊力!

人気のカフェファラオが圧倒的な強さを見せて勝利。デビュー3連勝で出世レースを制しました。デビュー2戦が楽勝だったものの、今回は2月以来のレース・前走の出遅れ・時計不安と、決して不安要素がなかったわけではなかったですが、終わってみれば力が一枚も二枚も上でした。人気を二分していたレッチェバロックの逃げを大外から余裕で追走、直線では馬なりでこれを沈めて、最後は突き放して5馬身差の楽勝。時計もヒヤシンスSより3秒詰めて1分34秒台突入。まさに圧巻の強さでした。

 

マルゼンスキーを思い出した

父はアメリカの3冠馬で・ブリーダーズカップクラシックも制したアメリカンファラオ(アメリカンフェロー)。外国馬・センセーショナルな勝ち方という点で、なんとなくマルゼンスキーを彷彿とさせます。マルゼンスキーは父がイギリス3冠馬・ニジンスキーの持ち込み馬(当時は外国産馬扱い)。芝とダートで違いますが、どちらも世界の3冠馬の仔で連戦連勝。勝ち方も半端じゃない点でよく似ていると思います(今時マルゼンスキーの話をする人なんて少ないでしょうが)。マルゼンスキーの時代は外国産馬にあまり門戸が開かれず、混合戦しか走れず裏路線しかたどれませんでしたが、今は内国産も外国産もない時代。芝のおまけでしかなかったダート競馬ですが、今はある程度重賞も増えてきました。活躍の舞台は広がっています。これからどんなローテーションを歩むのか注目ですね。

 

夢の舞台・ケンタッキーダービー

一応『ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー』というポイントシリーズがありまして、今年は新型コロナウィルスの影響でケンタッキーダービーが9月に移動。そのため、例年シリーズには入っていなかったユニコーンSとジャパンダートダービーがシリーズに追加。ヒヤシンスSとユニコーンSを制したカフェファラオはどうやらシリーズ1位が決定した模様です。もしこの先ケンタッキーダービーに出走するなら日本の競馬ファンにとっては夢が膨らみますし、アメリカのファンにとってもアメリカンファラオの仔となれば盛り上がることでしょう。陣営がどうするか、そしてコロナウィルスが今後どうなるか。実現したら素晴らしいですね。

 

洗礼を浴びたレッチェバロック

後方から伸びたデュードヴァンが2着。きっちり能力を出し切りました。レース展開に合わせて立ち回れそうな馬。今日は相手が悪かったですね。あとは強い馬が圧勝した時によくある後方待機組が台頭。予想で3着のケンシンコウを拾えなかったのは大失態でしたし、あとで配当を見てショックが大きいです。申し訳ありません。注目を集めていたレッチェバロックはやはり重賞の洗礼を浴びた感じですね。レースの6F通過が1分10秒5。パドックで見た感じも短距離向きの体でしたし、今後距離が短くなってタメが効くレースができるようになれば活躍の可能性十分。もう一頭、サウジ帰りのフルフラットも直線失速しましたが積極的なレース。6着ですが能力は見せたと思います。タガノビューティーは本来伸びないといけない展開でしたが、どうやらタメが効かないレースになるとダメみたいですね。差し馬ですが、淀みないレースには対応できなさそうです。