水曜日はいよいよ春のダート王決定戦・帝王賞。ゴールドドリームはいませんが、それ以外のほとんどの馬が出てきたと言っていいでしょう。今更説明するまでもない豪華メンバーですが、仕分けで一応チェックしていきます。
6月24日 大井 帝王賞 2000米
【勝ち負け】
⑪オメガパフューム
昨年の帝王賞の勝ち馬であり、通算で大井2000のG1を3勝。もはや大井所属と呼んでいいくらいの存在。休み明けの前走も59キロで貫録勝ちで順調そのもの。大井の古馬2000のG1・4連勝はかなり近いです。
【嵌れば一発】
⑧クリソベリル
前走強敵揃いの国際G1・サウジカップに挑戦。外々で砂をかぶって力を出し切れず初黒星。それでも最後はそれなりに詰めていましたし、国内戦に戻れば当然有力候補でしょう。あっさりもあり得ます。
【安定型】
⑥チュウワウィザード
昨年の帝王賞でオメガパフュームの2着。その後JBCクラシックではオメガパフュームにリベンジ、川崎記念も勝って交流G1で2勝。若干決め手不足な所もありますが、反面崩れるところも想像できません。今回ルメール騎乗なのも魅力。
【展開次第で複勝圏】
①モジアナフレイバー➈ノンコノユメ⑫ヒカリオーソ⑭ケイティブレイブ
ドバイ中止から帰国した①モジアナフレイバー、相変わらずしぶとい競馬を見せる➈ノンコノユメ、そして鼻出血明けですが川崎記念2着が光る⑫ヒカリオーソと南関東勢もなかなか強力。そして⑭ケイティブレイブも調教パートナー・長岡に乗り替わってからG1で連続2着。最近は自在に立ち回れますし、過去に1着・2着もあるレースでここも気になりますね。ただし、⑥チュウワウィザード⑧クリソベリル⑪オメガパフュームの壁はだいぶ厚いのは確か。凡走待ちですね。
【危険な人気馬】
②ルヴァンスレーヴ
今回も最大の問題はこの馬。前走のかしわ記念での失速を見ると、あの一戦を叩いてガラリ一変までは期待できなさそう。もし完調だったとしても、この豪華メンバーでは確勝とも言い切れないだけにまだまだ厳しい気がします。
【苦戦必至】
③ミツバ④ワイドファラオ⑤ストライクイーグル⑦サブノクロヒョウ⑩フレアリングダイヤ⑬キャッスルクラウン
かしわ記念をマイペースで逃げ切った④ワイドファラオですが、今回はメンバーが一変。目標になりそうですし2000では厳しそう。大井で重賞2連勝中の⑤ストライクイーグルにも頑張ってほしいですが、ここに入ると切れ味という点で分が悪いです。
見解
やはりここは大井マイスター・⑪オメガパフュームがまず中心のレース。前走の平安Sも若干余裕のある体で、59キロを背負いながら力の違いを見せつけました。どの角度から見ても欠点が一番少ない馬。馬券の中心にしないわけにはいかないでしょう。さらに安定感と言えば⑥チュウワウィザードも相当なもの。この2頭が馬券に絡む確率はかなり高いと思います。昨年の再現も十分。
もう一頭の有力馬・⑧クリソベリルは、チャンピオンズカップのパフォーマンスを見れば楽勝も十分あり得ます。ただ、ここはサウジでの初黒星後の帰国初戦。馬体重なども気になりますし、3頭の中で崩れるとしたらこの馬でしょう。無様なレースにはならないとは思いますけどね。本来ならここに②ルヴァンスレーヴがどう食い込んでくるかというところですが、スローペースのマイルで止まってしまった前走の内容を見るとちょっと酷かなと思います。
ということで、三連複で⑥チュウワウィザード⑧クリソベリル⑪オメガパフュームが一応大本線。ただ配当が相当安いでしょうから、これは元取り狙いにしておきましょうかね。あとは、⑧クリソベリルがモタモタした時に備えて、⑥チュウワウィザード⑪オメガパフュームから、①モジアナフレイバー➈ノンコノユメ⑫ヒカリオーソ⑭ケイティブレイブへの三連複2頭軸流しをさっと買いたいと思います。やはり馬券を張って勝負するというよりは、見て楽しむレースかもしれませんね。と言いながら、少し➈ノンコノユメに期待。昨年の3着ですからね。そうなると1着2着3着が全部去年と一緒ということになりますか。それも見てみたいです。
三連複 ⑥⑧⑪
三連複2頭軸流し ⑥⑪-①⑨⑫⑭
勝負度 ★★☆☆☆