10日の水曜、川崎では関東オークスが行われます。川崎の2100メートルというトリッキーなコース。ここ5年は地方所属馬が必ず馬券に絡んできていますし、JRA勢もナイターに戸惑っての大敗もあり得るレース。波乱の目は十分ですね。仕分けでチェックしていきましょう。
6月10日 川崎 関東オークス 2100米
【勝ち負け】
なし
JRA勢はこのコースに対してどれだけの適性があるか、そして輸送・ナイターなど不確定要素は多いです。ここは空欄で。
【嵌まれば一発】
⑦レーヌブランシュ⑨セラン⑩アールクインダム⑫クリスティ
⑦レーヌブランシュはデビュー2連勝。その後強いオープンで苦戦中ですが、牝馬限定で関東オークスと相性の良いクロフネ産駒。一発ありそう。⑨セランはUAEオークスで3着ですが、6頭立てで離されていましたし、評価は微妙。ここは状態と展開ひとつ。⑩アールクインダム⑫クリスティは共に初ダート。どちらもやってみないとわかりません。
【安定型】
⑪アクアリーブル
南関東2冠達成。この関東オークスは3冠と、母・アスカリーブルとの母子制覇がかかります。浦和のレースを見ると小回りは合いそう。あとはJRA勢4頭がどれだけ走るか。
【展開次第で複勝圏】
②ルイドフィーネ③ミリミリ⑬テーオーブルベリー⑭レイチェルウーズ
②ルイドフィーネは桜花賞・東京プリンセス賞とどちらも内をついての好走。今回も内枠を引きましたし、あとは人気馬の崩れを待つ感じでしょうか。③ミリミリは後方死んだふり作戦で3着なら。⑬テーオーブルベリーは前走がまさかの後方差し切り。ただ今回の2100ダートは決して向くとは思えないだけにどうでしょう。⑭レイチェルウーズも外枠は不利。あとは素質でどこまで。
【危険な人気馬】
なし
【苦戦必至】
①ミナミン④バブルガムダンサー⑤コエミ⑥ミステリーベルン⑧ノラ
地方限定の交流重賞ならという面々。距離もそれほど向かない感じもしますし、この舞台では厳しそう。
見解
地方競馬の夢を乗せて、ここは⑪アクアリーブルの3冠に期待します。東京プリンセス賞も並ばれてからまた伸びましたし、ここに来ての成長が急。どんな流れにも対応できますし、浦和の2戦の内容を見ると左回りも上手。ナイター経験があるのもJRA勢に対して強み。勝ちきれないまでも、馬券圏内には入ってくれると見ました。天国のアスカリーブルの後押しに期待したいです。
三連複フォーメーションで、1頭目⑪アクアリーブル、2頭目③ミリミリ⑦レーヌブランシュ⑨セラン、3頭目はその他②ルイドフィーネ⑩アールクインダム⑫クリスティ⑬テーオーブルベリー⑭レイチェルウーズまで。③ミリミリは全馬バタバタの展開になった時のミラクルに期待。⑦レーヌブランシュはかなりズブいタイプでこの距離は合いそう。あとは小回りに対応できるか。⑨セランはあっさりもありそうですが、⑩アールクインダム⑫クリスティの芝勢が積極的に行く気がします。絡まれると苦しくなるかも。そうなると③ミリミリなんですけどね。③ミリミリの展開になってほしいです。
三連複フォーメーション ⑪-③⑦⑨-③⑦⑨②⑩⑫⑬⑭
勝負度 ★★★☆☆