今年もやってきました、年に一度の園田の長距離重賞・六甲盃。昨年は施行時期の変更などがあり1年に2回行われ、いずれも兵庫の王様・タガノゴールドが圧勝。今回も断然の一番人気になりそうですね。その他、他地区からも長距離を求めていろいろ集まってきてますし、相手探しはなかなか楽しそうですね。仕分けていきましょう。
6月4日 六甲盃 2400米
【勝ち負け】
②タガノゴールド
園田で最近はほぼ無敵状態。下原も完全に馬を手の内に入れた感じ。六甲盃3連覇は有望でしょう。
【嵌まれば一発】
⑥マイフォルテ⑫キャッスルクラウン
⑥マイフォルテは大きく体を減らしながら笠松のオグリキャップ記念で快勝。上がり36秒1は驚異的。園田でタガノゴールド相手にどれだけやれますか。同レース2着の船橋⑫キャッスルクラウンは2000以上の距離に強く、先行・まくり・追い込みと戦法豊富。ニシパからこちらにスイッチした吉村で一発があるかどうか。
【安定型】
⑨マコトネネキリマル
オグリキャップ記念で果敢に4角先行の競馬。最後は決め手比べで屈しましたが、前々でレースができるのは強み。若干パンチ力不足でもありますし、途中から一気にペースが上がる園田のレースが合うかどうか。
【展開次第で複勝圏】
①アッキー③キクノゼファー④メイショウオオゼキ⑦コスモバレット⑩マコトタリスマン
最内を引いた川崎①アッキーはおそらく逃げの手に出るはず。昨年金沢の2600、北國王冠でタガノゴールドの2着。すんなり運べれば。名古屋③キクノゼファーは交流戦を含めて地方で8戦7勝。ただここは一気の距離延長と相手が強すぎるので、どこまでやれるか。④メイショウオオゼキは昨年六甲盃で2着・3着。今年は気楽な競馬ができそうで複穴気配。⑦コスモバレットはここに来て急成長。前走もなかなか強い相手でしたし、距離さえこなせれば。⑩マコトタリスマンは前走同じ距離のオープンでマイフォルテと接戦。廣瀬の一発に警戒。
【危険な人気馬】
⑪エイシンニシパ
兵庫が誇る名馬でタガノゴールドのライバルではありますが、最近は劣勢。そして過去に2度出走した六甲盃では共に人気を裏切り馬券圏外。直線で甘くなる可能性は結構高いかも。
【苦戦必至】
⑤ドリームリヴァール⑧コスモヴァーズ
ここではうまく展開が嵌まって入着級でしょうか。
見解
②タガノゴールドの前走・兵庫大賞典での強さは衝撃的。地元馬相手にはまず負けなさそうですが、あとはあまり対戦のない馬との比較。ただ、例えば船橋所属のキャッスルクラウンの南関東での成績と、タガノゴールドのダイオライト記念5着を比べれば、やはりタガノゴールドがだいぶ上かなと思います。2400も追い風でしょうし、ここは頭固定で仕方ないと思いますね。
⑪エイシンニシパはこの距離ではなかなか厳しいと思うので、相手はやはりオグリキャップ記念組が有力。中でも勝った⑥マイフォルテと2着⑫キャッスルクラウンは安定感あり。⑥マイフォルテは昨年六甲盃で8着でしたが、昨年とは馬がまったく違いますからもっとやれるはず。⑫キャッスルクラウンも小回りの適性が高く自在性もあり、吉村騎乗も心強いところ。
ここは三連単フォーメーションで、1着②タガノゴールドで固定、2着に⑥マイフォルテ⑫キャッスルクラウン、3着はその他①アッキー③キクノゼファー④メイショウオオゼキ⑦コスモバレット⑨マコトネネキリマル⑩マコトタリスマン。そして2・3着を入れ替えたフォーメーションも買いたいです。内でロスなく運んだ馬が、ひと脚使って2着に食い込んだりしてくれると美味しいんですが。
三連単フォーメーション ②→⑥⑫→⑥⑫①③④⑦⑨⑩
②→⑥⑫①③④⑦⑨⑩→⑥⑫
勝負度 ★★★☆☆