日曜のメインは3歳チャンピオンを決める朝日杯フューチュリティステークス。今年の注目は何と言っても2戦2勝のサリオスですが、先週の阪神JFでのリアアメリアを見ると、やはり2歳戦は難しいなというのが正直なところ。紛れもありそうですが、ひとまず仕分けと参ります。
【勝ち負け】なし
サリオス断然本命視されていますが、ちょっとかぶりすぎかなと思います。不安要素もいろいろありますし、ここは一応空欄にします。
【嵌まれば一発】⑥サリオス⑧タイセイビジョン⑫レッドベルジュール
⑥サリオスはまだ緩い馬体でありながらデビュー2連勝。前走もマイルを1分32秒台で勝っていますし能力を感じますが、今回は長距離輸送と初の右回り、そして多頭数競馬が鍵。⑧タイセイビジョンは前走京王杯をレコード勝ち。末脚の切れと完成度ではサリオス以上かもしれません。あとは1F延長でどうなるか。⑫レッドベルジュールは前走28キロ増でデイリー杯勝ち。コース取りもうまくいった感じですが、阪神の1800でも勝っている点はアドバンテージ。
【安定型】③ペールエール
新潟2歳S、デイリー杯といずれも馬券圏内。先行抜け出しのレースぶりは信頼できますが、最後の甘さも目立ちます。勝ちきるまではどうでしょう。
【展開次第で複勝圏】①ジュンライトボルト②ビアンフェ④トリプルエース⑤マイネルグリット⑦ウイングレイテスト⑯ラウダシオン
正直このあたりの馬が一発大穴をあけてもまったく驚けません。どの馬も一長一短ではありますが、上位人気馬のポカがあれば順番が回ってくるかも。できれば内を通りたいところでしょう。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】⑨グランレイ⑩エグレムニ⑪カリニート⑬プリンスリターン⑭タガノビューティー⑮メイショウチタン
決め手不足なのと、今の阪神の馬場を考えると外枠はかなり不利です。
まとめ
今開催の阪神はかなりの高速馬場で、しかも内がよく伸びる印象。土曜のタンザナイトSこそ追い込みが決まりましたが、それ以外はだいたい内の先行馬か、ごちゃごちゃしたところをすり抜けてきた馬が馬券に絡んでいる様子。となれば、どの陣営も内のポジションを取りたくて、馬群が密集する展開になるかもしれません。
そうなった場合、例えば経験の少ないサリオスが内に閉じこめられたりすると結構大変な気がします。大きな馬ですし、一瞬でトップスピードに乗るタイプでもないだけに、初コースに手を焼いて、エンジンがかかった時にはもうゴール、ということもあり得ます。ここは破壊力よりも、機動力を重視して馬券を狙ってみたいです。となれば本命は⑫レッドベルジュールで。
前走のデイリー杯は直線内に進路を取りましたが、すぐにウイングレイテストに外から寄られる厳しい展開。しかしそこで怯まずに、瞬発力でウイングレイテストを振り払うと最後は余裕で勝利。今の阪神の馬場に合いそうなレースぶりでしたし、何より体重が28キロ増えた点は大きな買い材料。ディープ×アンブライドルドズソングという血統も魅力で、お姉さんたちも瞬発力を武器にして活躍している馬ばかり。1800を経験している点も好感が持てます。上昇度に期待。
相手はなかなか絞るのが難しく、広く流して穴を狙いたいです。⑫レッドベルジュールの単勝と、三連複フォーメーションで。1頭目は⑫レッドベルジュール、2頭目に⑥サリオス⑧タイセイビジョン③ペールエール①ジュンライトボルト、3頭目にその他②ビアンフェ④トリプルエース⑤マイネルグリット⑦ウイングレイテスト⑯ラウダシオン。
ちなみに①ジュンライトボルトについてですが、選考理由は1枠で岩田ということだけです。昨年のクリノガウディーのような匂いがしますし、逃げるビアンフェの後ろで運べそうなので。地方競馬的な狙い方ですね。
単勝 ⑫
三連複フォーメーション ⑫-①③⑥⑧-①③⑥⑧②④⑤⑦⑯
勝負度 ★★★☆☆