土曜の中山のメインは、あれる重賞でお馴染みのターコイズS。牝馬限定のハンデ戦。デキ・展開、ジョッキーの判断力と中山マイルへの適性などで、いくらでも着順は変わってしまいそう。真面目に当てに行ってはいけないレースかもしれませんね。ひとまず仕分けはしてみたいと思います。
【勝ち負け】なし
G1級の馬もいないですしね。本命不在です。
【嵌まれば一発】⑤デンコウアンジュ⑦シゲルピンクダイヤ⑧エスポワール⑬コントラチェック
一応、インパクトのある馬を並べてみました。⑤デンコウアンジュは末脚がありますから展開が嵌まれば。⑦シゲルピンクダイヤは輸送が心配ですが、馬群をぬって伸びてくるタイプで、中山マイルは合うかもしれません。⑧エスポワールは前走が圧勝。経験不足ですが、ここで勝つようなら来年注目の存在になりそう。⑬コントラチェックはオークス以降歯車が狂っている感じ。素質の高さと脆さの両方を持っている感じで、なかなか軸には置きずらい馬です。
【安定型】⑥フロンテアクイーン⑮ディメンシオン
⑥フロンテアクイーンは前走G1で距離も長かったですから一変可能。⑮ディメンシオンはオープンに上がってから堅実ではありますが、少しパンチ不足。ここも自分の力は発揮しそうで、あとはマーフィーがどこまで押し上げるか。
【展開次第で複勝圏】③モアナ④ハーレムライン⑨リバティハイツ⑩ダノングレース⑪オールフォーラヴ⑭フィリアプーラ
このあたりの馬も流れひとつです。
【危険な人気馬】⑯トロワゼトワル
前走日本レコード勝ちで注目ですが、多分に当時の高速馬場が後押しした勝利にも思えます。今の中山は若干時計もかかりますし、休み明けで大外枠。斤量も大きく増えて不安でいっぱいです。
【苦戦必至】①メイショウグロッケ②ウインシャトレーヌ⑫フローレスマジック
少し決め手が不足していますかね。ただそこまで差はないです。
まとめ
ただでさえ混戦のメンバー。そして中山のマイル重賞は総じてゴール前ごった返しで、10着くらいまで固まりでゴールすることも多いです。そうなってくると細かい順番などは運でしかないですね。ジョッキーの判断、道中の有利不利で着順は大きく影響されます。レース前の予想の段階では、根本的な馬の能力・性能で考えて、あとは運任せで祈るしかないでしょうね。
一応中心は、この中で最も体力がありそうな⑥フロンテアクイーン。前走のエリザベス女王杯は正攻法の競馬で失速。その前の府中牝馬Sではラッキーライラックを差していますし実力は上位。少し瞬発力不足ではありますが、今の中山はそこまでの切れ味を必要としない馬場かなと思いますし、ターコイズSもここ2年で2着・4着とまずまず。捌きやすい枠で、トロワゼトワルやコントラチェックが外から速めに行ってペースが上がれば、底力勝負で浮上してくるかなと思います。ハンデの56キロもこれで3回目で慣れも見込めますし、あとは運があれば。
いろいろ考えてもしょうがないので、ここは⑥フロンテアクイーンから馬連全流しで見学していたいと思います。3歳馬たちは斤量的にも魅力ですが、どうも今年の3歳牝馬はレベルが疑問なので、ここは少し様子を見たいです。
馬連流し ⑥-総流し
勝負度 ★☆☆☆☆