昔は安田記念への重要なステップレースでしたが、今は1400巧者が集結する特殊なG2になってきました。1400のG1もないですし、なかなか冷遇されている感じもしますね。今年もなかなか渋いメンバー。
京王杯スプリングカップ(G2) 5月12日 東京 芝1400米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
① | 菅原明 | 57 | トウシンマカオ |
③ | モレイラ | 57 | ソーヴァリアント |
④ | 横山和 | 58 | レッドモンレーヴ |
⑮ | 松山 | 58 | ウインマーベル |
①トウシンマカオの高松宮記念は道悪がすべて。1200の方が命中率は高そうですが、東京1400もいい成績ですし、あとは内枠の使い方次第ですね。③ソーヴァリアントはついに1400まで距離を詰めてきました。やってみないとわかりませんが、地力は上位。④レッドモンレーヴは昨年の勝ち馬。富士Sでナミュールの2着もありましたし、だんだん東京専用機になってきましたね。昨年以来の府中1400で再現までありそう。⑮ウインマーベルは、最近すっかり1400巧者になってきましたね。昨年2着で当然主力ですが、大外枠はあまりうれしくない材料。
展開次第で複勝圏△
② | 川田 | 57 | リュミエールノワル |
⑥ | オシェア | 57 | プルパレイ |
⑦ | 津村 | 57 | グランデマーレ |
⑨ | 戸崎 | 58 | ダノンスコーピオン |
⑪ | 鮫島駿 | 57 | スズハローム |
⑫ | 柴田善 | 57 | メイショウチタン |
⑬ | 浜中 | 57 | ダディーズビビッド |
上がり馬もいますが、ちょっとみんな展開に注文がつきそうです。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
⑤ | 松岡 | 57 | クリノガウディー |
⑧ | 三浦 | 57 | アネゴハダ |
⑩ | 吉田豊 | 57 | ロードマックス |
⑭ | 北村友 | 57 | バルサムノート |
幻のG1馬・⑤クリノガウディーですが、復帰後冴えないですからね。その他の馬も流れが向いて掲示板というところでしょうか。
馬群・隊列予想
平均・ひと固まり
この相手なら⑫メイショウチタンが一番逃げの経験がある感じ。単騎逃げは確実で、あとは②リュミエールノワル⑧アネゴハダ⑬ダディーズビビットあたりが2列目。ペースは平均ですが、みんなスピードはありますから楽に追走できそう。ひと固まりで直線。みんなそこまでバテたりしてないはずで、内は開くかどうか。差しなら外の方が良さそう。
見解と馬券種類別買い目
①トウシンマカオが最内、⑮ウインマーベルが大外。実力馬2頭が極端な枠になりましたし、ちょっと信頼度が下がりました。③ソーヴァリアント④レッドモンレーヴもやや内枠で、直線割って来るには一工夫が必要かも。
そうなると連勝している②リュミエールノワルが気になってきますが、こちらはこの3戦の上がり時計が微妙。デビュー以来最高の上がりが33.9秒で、しかもシンガリ負けの時ですから、直線の瞬発力比べになると分が悪いかなと思います。
ということでみんな信用できないので、ここは展開を信用しようと思います。期待は⑫メイショウチタン。おそらく単騎逃げが確実。東京1400はオーロカップやパラダイスSで波乱を演出しているように絶好の条件。意外にも京王杯SCは初挑戦ですが、前走マイルの谷川岳Sで押し切っているように7歳ですが状態は絶好調。これもそんなに切れる脚があるわけではない馬ですが、直線でセーフティリードを奪ってしまう可能性がありますからね。柴田善が巧妙な逃げを打って、残り200で後続に2、3馬身差をつけてしまえば可能性が出てきそう。
ここは⑫メイショウチタンの単複。あとは馬連・馬単1着固定でメイショウから①トウシンマカオ②リュミエールノワル③ソーヴァリアント④レッドモンレーヴ⑮ウインマーベルへ軽く流し。一応みんな力はありますからね。この中のどれかはうまく立ち回って、連には絡んでくるかなというところ。あとはその前でメイショウが粘り込んでくれれば。
単勝・複勝 ⑫
馬連・馬単1着固定流し ⑫→①②③④⑮
勝負度 ★★★☆☆