セントライト記念
出入りの激しい展開で、ペースのわりにハードな展開。勝ったのは後ろで脚をためていたアサマノイタズラ。ここでこの馬が勝つと言うことは、そもそも力の差がなかったメンバーということでしょう。今年の3歳はやはり低調なのかも。菊花賞も最近の成績より、枠順や流れが合った馬にチャンスが来そう。期待したグラティアスは外から次から次にプレッシャーに合ってリズムが崩れた感じでしょうか。最低人気のベルウッドエオが僅差の6着でしたし、今後どの馬もフラットに考えたくなるレースでした。
ローズS
エイシンヒテンが理想的な逃げ。いいコース取りもできた感じで2着好走。期待したアールドヴィーヴルはエンジンのかかりが遅く、このあたりが掲示板常連の原因かも。昨年のマジックキャッスル枠かもしれません。なので秋華賞もそれなりに走ってくるはず。アンドラヴァナウトはポルトドートウィユ並みの言いにくさですが、スケールはありそう。ハイペースでどうですかね。ゆったり走れれば切れ味があるだけに、本番もチャンスあり。
ゴールドジュニア
ママママカロニとコパノミッキーの一騎打ちかと思われましたが、結果はママママカロニの圧勝。2着に9馬身差、1200を1分11秒5で2歳馬が走ってしまいました。レーザービーム並みの衝撃の走り。もっと追っていたらたぶん10秒台だったでしょうから、そうなるともはやJBCスプリント級の時計。確かに時計の出るダートだったかもしれませんが、素直に評価したいです。
この後はマイルのハイセイコー記念目標のようで、ここを突破すると面白くなってきます。一応折り合いもつきそうですし、タルマエ×ステイですから距離克服も可能かも。全日本2歳優駿で中央勢を撃破するところを見たいところ。なかなかホッコータルマエの子供もいろんなタイプの馬が出てきて楽しいですね。今後も注目です。
珊瑚冠賞
高知の横綱スペルマロンに、9歳ながら絶好調のクラウンシャインが挑む形でしたが、結果は横綱の強さを見せつけられましたね。全盛期の貴乃花が、若手に胸を出して力を発揮させて、最後捕まえてぶん投げるようなレースでした。本当に高知だけではもったいない馬だと思います。何度も言いますが、他の地区でも見たいです。