名騎手勢揃いで楽しみな長距離戦
名古屋グランプリ(1着賞金3200万円) 12月10日 名古屋 ダート2500米
勝ち負け
| なし |
嵌れば一発
| ⑤サウンドトゥルー(船橋) | 森泰斗58 | 長距離得意鞍上強力 |
| ⑧サクラアリュール(JRA) | 武豊56 | 前々走評価天才背中に |
| ⑨ダイシンインディー(JRA) | 岩田康56 | 展開と馬場次第で一発も |
| ⑩マスターフェンサー(JRA) | 川田56 | 重賞3連勝の可能性十分 |
安定型
| ⑥ロードゴラッソ(JRA) | ルメール56 | 堅実56キロ鞍上魅力 |
展開次第で複勝圏
| ①ミツバ(JRA) | 和田58 | 以前より動けなくなったが |
| ③キーグラウンド | 宮下瞳56 | 2年前大賞典3着あり |
危険な人気馬
| なし |
苦戦必至
| ②メイショウオオゼキ | 浅野皓56 | 年齢的衰え隠せず |
| ④グランドサッシュ | 加藤聡56 | 過去の交流戦で惨敗 |
| ⑦スパークルメノウ | 村上弘56 | 条件戦で着狙いが限界 |
| ⑪サザンオールスター | 大畑雅56 | 交流重賞では厳しい |
| ⑫シンボ(北海道) | 赤岡修54 | 斤量距離合うが芝馬か |
見解
名古屋の2500というトリッキーなコースですが、とにかくジョッキーが豪華ですね。中央勢がルメール、武豊、岩田康、川田、和田と揃ったところに、地方では古豪・⑤サウンドトゥルーで森泰斗、さらに⑫シンボで赤岡まで参戦。これは駆け引きが面白いですよ。馬の実力差もそれほどないですし、道中の折り合いとジョッキーの判断力が大きな要素になりそう。
逃げるのは⑨ダイシンインディーの単騎で間違いないところ。この馬をめぐって、どの馬がいつ動くかが最大のポイント。ペースは前半遅いものの、中盤から捲りが多発して逃げ馬には厳しい展開でしょうか。仕掛けのタイミングと、小回り適性が問われるレースでもあるかもしれません。
中心で買いたいのは⑩マスターフェンサーと⑤サウンドトゥルー。⑩マスターフェンサーは現在交流重賞連勝中。今回は小回りの2500になりますが、2400のベルモントSでソコソコ詰めていた馬ですしこなせるはず。ズブい馬ではあるのでタイミング次第で取りこぼしもありそうですが、それでも信頼感では一番。
もう一頭は船橋の⑤サウンドトゥルー。10歳馬で、かつてのG1勝利から今回58キロになるのが辛いところですが、南関東移籍後に勝った3回が2600の金盃2回と2400の東京記念。以前は大井2000で鬼脚を使っていた馬ですが、今はコーナーの数が多い長距離戦でパフォーマンスを発揮しています。今回は小回りの丸々2周コースでコーナー8回。思わぬ適性があるかも。⑩マスターフェンサーは強いかもしれませんが、①ミツバ⑥ロードゴラッソ⑧サクラアリュールあたりなら撃破も可能と見ました。
馬単マルチ・ワイドで⑩マスターフェンサー⑤サウンドトゥルー1点で勝負。あまり手を広げてもしょうがないので絞って買います。やっぱり応援したいのは⑤サウンドトゥルーですね。森の執念の騎乗に期待。ワイドで4倍くらいついてくれるとうれしいです。
馬単マルチ・ワイド ⑤⇄⑩
勝負度 ★★☆☆☆
