1月3日は各地で重賞がおこなわれます。前回は川崎の報知オールスターカップを取り上げましたが、今回はどっちがどっちだかわからなくなる名前のレース名でお馴染みの、名古屋・新春盃と園田・新春賞を予想してみたいと思います。今年はまた同じ日に施行されますからね。大混乱です。
名古屋・新春盃 ウォーターループは安定、ヒモ穴に注意。
まずは名古屋の新春盃の方から。ここは毎年手薄なメンバーになりがちな重賞です。今年も全馬が純粋なオープン馬というわけではない感じです。
その中でも一応軸にしたいのは⑤ウォーターループ。去年一年間は3歳重賞で地元・他地区問わず頑張ってきました。古馬と混じってどうかと思いましたが、前走のA2戦はきっちり快勝。ここは重賞ですが強敵はいない感じ。ただ決め手に欠ける部分はあるので、勝ちきれるかどうかはわかりません。崩れないという意味で中心として考えていいと思います。
昨年勝った⑪アスタークライは少し間隔が空いているのが心配。それなら目下連勝中の⑨スムーズジャズに注目は行きますが、こちらも私は不安に思ってます。まず1800という距離。ここ4戦がすべて1400戦で、そこからの距離延長という部分が気になります。そしてこの4戦はどれも内目の枠で勝っているというところも疑問。
それなら①インストアイベントと③デジタルフラッシュの末脚が魅力。今回は④ホウライマリーンがいるのでペースはある程度流れるはず。差しが決まるかなと思ってます。①インストアイベントは前走のマイル争覇が強敵相手の大外枠でそこそこの内容。今回は一転して最内に入ったので、それを生かせれば。岡部との相性も良さそう。③デジタルフラッシュは笠松所属ですが、名古屋のこのレースを狙ってきた感じでしょう。中央時代は1800中心で使われてますから、距離延長は他の馬に比べてプラス。
他にも、流れひとつでというタイプの馬がいろいろいますが、全部買ってしまうとガミりが怖いので、ここはワイドでコンパクトに流したいです。⑤ウォーターループを軸に、①インストアイベント③デジタルフラッシュへ2点。ただデジタルフラッシュではあまり配当は期待できないですかね。三連複でこの3頭の目も1点買ってみたいです。
- ワイド流し ⑤-①③
- 三連複 ①③⑤
- 勝負度 ★☆☆☆☆
園田・新春賞 3強優勢。1点勝負か、遊びで1頭崩れるのを期待するか。
園田で行われるのは新春賞です。毎年園田金盃の再戦となるこのレース。ハンデ頭にはなってますが、今年も前走園田金盃組の3頭が強そう。
園田金盃2着の①エイシンニシパ、3着の⑫キングソル、そして6着の④タガノヴェリテ。この3頭が人気になりそうで、実際能力も他馬をリードしています。おそらく三連複で3倍くらいしかつかないのではないでしょうか。もし4倍くらいつくようならラッキー。
本当は、どれか一頭馬券圏外に弾かれたところをヒモ穴狙いで、とも思ったのですが、なかなか勢いのある伏兵もいませんね。基本的にはこの3頭の3連複1点でしょう。ただ、万が一紛れがあるなら、スピードと瞬発力がある馬が穴をあけそう。そうなれば、⑤エイシンミコノス⑦エイシンホクトセイに若干の妙味があるかもしれません。⑤エイシンミコノスは去年の夏にタガノヴェリテを破る金星。今回はひょっとしたら単騎逃げになるかも。スピードと54キロは魅力。一方の⑦エイシンホクトセイは、内をついて一瞬の切れを発揮するタイプ。昨年は休み明けながら、馬群をぬってキクノソルやエイシンニシパを差しての2着。今年も昨年と同じ53キロですから一変あるかも。あとはこの枠で道中ロスなく運べるか。
三連複で3強の馬券を厚く。そして三連複フォーメーションで、1頭目2頭目を3強にして、3頭目にミコノス・ホクトセイという買い方も抑えたいです。
- 三連複 ①④⑫
- 三連複フォーメーション ①④⑫-①④⑫-⑤⑦
- 勝負度 ★★☆☆☆
そして、最後に1月4日に名古屋で行われる名古屋記念を軽く。こちらは6頭しか集まりませんでしたが、おなじみの⑥カツゲキキトキトがまた走ります。当然本命になるでしょうが、マイル争覇で少しもたもたした様子が見られました。1400の距離短縮はマイナス。ここは一発狙いで、④メモリートニックの逃げ切りに期待してみたいです。3走前のゴールド争覇で、果敢に逃げて南関東の強豪・ウェイトアンドシーに食い下がった走りが忘れられません。こちらは距離短縮が味方になるはず。メモリートニック→カツゲキキトキトの馬単をぜひ買いたいと思っております。