キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1) 7月25日 アスコット 芝2390米
日本馬がキングジョージに参戦するのは2019年のシュヴァルグラン以来で、過去6頭中ハーツクライの3着が最高。ハーツクライは死闘の末惜敗でしたが、それ以外に関しては完敗の連続で、凱旋門賞以上にハードルが高いレースかもしれません。今年はマスカレードボールに、ステイヤーのヴェルテンベルクが参戦。難所のアスコット攻略なるでしょうか。
出走馬・仕分け
有力◎
| ① | バルザローナ | 61 | カランダガン(仏) | 7ゲート |
| G1を5勝。昨年の勝ち馬で、ジャパンカップでもマスカレードボールをねじ伏せた世界的名馬。前々走道悪で大敗しましたが、今回はいい馬場でレースができそう。連覇十分。 | ||||
安定◯
| なし |
勝ちまで▲
| ② | スミヨン | 61 | ゴリアット(仏) | 5ゲート |
| 一昨年の勝ち馬で、2024年のジャパンカップでは6着。その後ちょっと成績が下降していましたが、最近4戦はすべて3着以内。前走は直線アブミが外れる不利。アスコット得意でいい勝負になりそう。 | ||||
| ⑥ | キーン | 61 | カルパナ | 6ゲート |
| 昨年あわやの2着。昨年の凱旋門賞以外、すべて3着以内。アスコットも得意としていて、確実に上位に顔を出してくるでしょう。 | ||||
| ⑦ | ローダン | 60 | ミニーホーク(愛) | 1ゲート |
| 昨年の凱旋門賞でダリズに惜敗。ただ前走のプリンスオブウェールズSではオンブズマンに負けたもののダリズに先着。力は互角でしたし、この相手で実力はトップクラス。すんなり先行できるかどうか。 | ||||
| ⑨ | ムーア | 56 | ベンヴェヌートチェッリーニ(愛) | 9ゲート |
| 英ダービーは発走の不具合で、走ったものの出走取消扱い。ただ次の愛ダービーでは、英ダービー馬を破って勝利。フランケル産駒でレースぶりを見ると距離が心配ですが、斤量は古馬よりも大きく有利。 | ||||
展開次第で複勝圏△
| ⑤ | マーフィー | 61 | ヴェルテンベルク(日) | 3ゲート |
| 天皇賞春で大外一気の2着。ステージチャンプやフェイムゲームの強襲を思い出しました。ただ今回はいきなりイギリス最高峰のレースに参戦。そう簡単に他の馬も止まらないはず。 | ||||
危険な人気馬※
| ④ | ルメール | 61 | マスカレードボール(日) | 4ゲート |
| カランダガンに負けたジャパンカップの借りをアスコットで返したいところ。ただキングジョージは凱旋門賞以上に日本馬に厳しいレース。61キロも楽ではないですからね。右回りというのも気になりますし、頑張って欲しいところですが。 | ||||
苦戦必至…
| ③ | ビュイック | 61 | ランボーン | 2ゲート |
| ⑧ | レヴィー | 56 | アクション(愛) | 8ゲート |
| ③ランボーンは昨年英ダービー愛ダービーを勝ちましたが、それ以降G1では苦戦。⑧アクションと兄弟で、ここはこの2頭でオブライエンのラビットになりそう。 | ||||
馬場予想・注目乗り替わり
天気予報を見ると晴天が続いて、地元の予想では「良」か「堅」とのこと。ひとたび雨が降ると大変な馬場になるアスコットですが、これなら良馬場で、昨年同様の時計が出そう。カランダガンや日本馬には朗報ですね。
エイダン・オブライエンの4頭がどういう布陣で出走するかが気になるところでしたが、ライアン・ムーアはベンヴェヌートチェッリーニ、ミニーホークはローダン。最近の成績や3歳の斤量面を考えてベンヴェヌートチェッリーニを最優先している感じでしょうか。
コース実績
カランダガンは昨年勝利、通算でもアスコットではすべて連対。一昨年勝っているゴリアットもアスコットでは3着を外したことがないです。カルパナも昨年カランダガンと一騎打ちを演じていてアスコット連対100%。コース実績では3頭が大きくリード。
見解と買い目
評価を下げる理由がない馬が2頭。昨年の1着2着である①カランダガン⑥カルパナをそのまま軸に考えたいです。①カランダガンの強さは言うまでもなく、むしろ前々走の大敗が目立ちますが、これは道悪に苦戦したのがすべて。それ以外はサンクルー、キングジョージ・英チャンピオンS・ジャパンC・ドバイSC、そして前走サンクルーを連覇と、1年間世界中のトップG1で負けなしで来ているのは驚異的な成績。直線どんどんギアを上げていく末脚の爆発力と勝負根性は非凡、昨年同様今年も馬場コンディションは良さそうですし、今年も世界トップのパフォーマンスを発揮できるはず。
そのカランダガンに昨年迫ったのが⑥カルパナ。昨年の凱旋門賞7着以外はデビュー以来すべて3着以内。アスコットではキングジョージ2着の他、英チャンピオンズフィリーズ&メアズを2連覇するなど得意コース。昨年このレース2着で、3着レベルスロマンスには差をつけてましたからね。牝馬ではありますがミニーホークと違って斤量60キロオーバーのレースは走り慣れてますし、今年の2戦の内容を見ても順調という感じ。これも昨年同様の走りができるはず。他の有力馬に人気がいきそうですし、配当的にも狙い目。
馬連・馬単裏表・ワイドで①カランダガン⑥カルパナ。抜群のタイミングで⑥カルパナが抜け出て、①カランダガンが差し遅れればわずかに逆転の可能性もあるかも。カルパナ頭の馬単はおまけで少々。④マスカレードボールはアスコットがあまり合うとは思えないですからね。斤量も不安。⑦ミニーホークも初の60キロが心配、⑨ベンヴェヌートチェッリーニは走りを見るとベストは2000くらいなのかなという感じ。
ということで三連複2頭軸で軽く押さえるなら②ゴリアット⑤ヴェルテンベルク。②ゴリアットはアテになりませんが、今年は比較的安定しているんじゃないでしょうかね。コース得意。⑤ヴェルテンベルクは応援と配当に期待して、薄く買ってみます。
馬連・馬単・ワイド ①↔︎⑥
三連複2頭軸流し ①⑥-②⑤
勝負度 ★★☆☆☆
