JBCレディスクラシック(G1・指定交流・牝馬・1着賞金6000万円) 11月3日 船橋 ダート1800米
ビヨンドザヴァレーがレディスプレリュードを勝ったことで、いよいよ混迷の度合いを増している牝馬ダート戦線。どういう順番で入ってもおかしくなさそう。
出走馬・仕分け
有力◎
| なし |
安定◯
| ② | 松山弘 | 55 | テンカジョウ(JRA) |
6.1.4.0という安定ぶり。最強というキャラクターではないですが、馬券外はなかなか考えにくい馬。本番ですっきり勝ちたいところ。
勝ちまで▲
| ⑤ | 横山武 | 55 | アンモシエラ(JRA) |
| ⑦ | 菱田裕 | 55 | ビヨンドザヴァレー(JRA) |
| ⑨ | 武豊 | 55 | オーサムリザルト(JRA) |
| ⑭ | 岩田望 | 55 | ライオットガール(JRA) |
⑤アンモシエラ…昨年のJBCレディスクラシックの勝ち馬。ノーマークで大逃げの展開なら昨年の再現もあるかも。
⑦ビヨンドザヴァレー…初ダートの前走レディスプレリュードで新たな才能を発揮。ここを連勝すると新女王誕生ということになりますが、僅差でしたからね。流れひとつというところ。
⑨オーサムリザルト…ブリーダーズゴールドカップがまさかの敗戦。無冠の女王という感じでしたが、ここに来てちょっと詰めの甘さが目立ちます。ただここで勝ち負けする力は十分持ってます。
⑭ライオットガール…そのブリーダーズゴールドカップの勝ち馬。スパーキングレディーカップの2着といい、今が充実期という感じ。いいタイミングでG1、船橋で1800もクイーン賞勝ちがありますし、怖い存在。
展開次第で複勝圏△
| ⑪ | 藤田凌 | 55 | ヘニータイフーン |
| ⑫ | 川田将 | 55 | グランブリッジ(JRA) |
⑪ヘニータイフーンはJRAでオープンに上がって間もない中、地方転入。初戦でアランバローズを差し切って、3着に大差をつける好内容。いきなりG1は厳しいですが、侮れない存在。⑫グランブリッジはこの2戦がまったく走っていない感じ。メンタル的な問題にも思えますが、しっかり走ったとしても年齢的に上がり目は望み辛いところ。
危険な人気馬※
| なし |
苦戦必至…
| ① | 山中悠 | 55 | マテリアルガール |
| ③ | 町田直 | 53 | ベルグラシアス |
| ④ | 野畑凌 | 55 | ローリエフレイバー |
| ⑥ | 張田昴 | 53 | プラウドフレール |
| ⑧ | 吉原寛 | 55 | ザオ |
| ⑩ | 多田誠 | 55 | アンティキティラ(高知) |
| ⑬ | 西啓太 | 55 | ラブラブパイロ |
マリーンCを勝った⑥プラウドフレールですが、この相手だとかなり時計は詰めないといけないですからね。マークも前走の比ではないでしょうし、厳しいレースになるでしょう。
馬場予想・注目乗り替わり
稍重から良馬場想定。マリーンCは1分53秒台でしたが、3歳限定戦でしたし、アンモシエラが飛ばせば52秒台前半での決着になりそう。ハイペースなら、時計勝負で戦える馬が有利。
さすがの吉原寛でも、ザオを馬券内に持ってくるのは厳しいでしょう。
見解と買い目
おそらく⑤アンモシエラは昨年の再現を狙って積極策。④ローリエフレイバー⑥プラウドフレール、そして⑨オーサムリザルトも前へ。淀みのない流れになりそう。この流れで力を発揮しそうなのが⑭ライオットガール。
これまで重賞4勝。そのうちの3つは先行抜け出しでしたが、最近2戦が脚をためるレースで内容が一変。前走のブリーダーズゴールドカップは、オーサムリザルトとダブルハートボンドの一騎打ちムードを外から豪快に差し切り。前々走もインで脚をためて、先に抜け出されたフェブランシェは捕まえられなかったものの、テンカジョウにはしっかり差をつける2着。今のこの馬にはこの形が合っている様子。今回はアンモシエラが速い流れを作りそうですし、船橋1800も一昨年のマリーン賞で好時計勝ち。条件揃って、ビッグタイトル獲得も十分と見ました。
馬連・馬単1着固定で⑭ライオットガールから②テンカジョウ⑤アンモシエラ⑦ビヨンドザヴァレー⑨オーサムリザルト⑪ヘニータイフーン⑫グランブリッジへ流し。差のないメンバー、⑪ヘニータイフーン⑫グランブリッジが連穴ですが、さすがに厳しいですかね。好配当が降ってきますように。
馬連・馬単1着固定流し ⑭→②⑤⑦⑨⑪⑫
勝負度 ★★★☆☆
