秋華賞(G1・3歳・牝馬) 10月19日 京都 芝2000米
桜花賞馬・オークス馬揃って、上がり馬も豊富。ハイレベルな牝馬3冠最終戦。
出走馬・仕分け
有力◎
| なし |
安定◯
| なし |
勝ちまで▲
| ⑪ | ルメール | 55 | エンブロイダリー |
| ⑬ | 岩田康 | 55 | セナスタイル |
| ⑰ | 川田 | 55 | カムニャック |
⑪エンブロイダリー…クイーンC・桜花賞と連勝。オークスはやっぱり距離でしょうね。2冠の中間距離の2000メートルで、カムニャックと決着をつけたいところ。
⑬セナスタイル…デビュー2連勝で臨んだローズSが出遅れ最後方から、直線馬群をかいくぐってイン差し。上がり最速でカムニャックから0.3秒差の3着は立派。凱旋門賞ソットサス×オークス馬ヌーヴォレコルト、成長力はありそうで距離延長も歓迎。前が速くなれば可能性も出てきます。
⑰カムニャック…オークス、そして前走のローズSと連勝して、現3歳女王という感じ。エンブロイダリーに対して1戦叩いている分アドバンテージもありますし、2つ目のタイトルは目の前。
展開次第で複勝圏△
| ① | 坂井瑠 | 55 | ダノンフェアレディ |
| ③ | 岩田望 | 55 | ジョスラン |
| ⑤ | 池添 | 55 | ブラウンラチェット |
| ⑥ | 西塚 | 55 | ケリフレッドアスク |
| ⑧ | 松山 | 55 | テレサ |
| ⑨ | 横山武 | 55 | マピュース |
| ⑭ | 西村淳 | 55 | ビップデイジー |
| ⑮ | 団野 | 55 | インヴォーグ |
| ⑱ | 丹内 | 55 | パラディレーヌ |
素質馬が揃ってタレント豊富。トライアル好走組に加えて、中京記念勝ちの⑨マピュース、復活してきた⑭ピップデイジーなど注目馬は多数。ただカムニャックやエンブロイダリーに比べるとややパンチ力不足ですかね。
危険な人気馬※
| なし |
苦戦必至…
| ② | 北村友 | 55 | ルージュソリテール |
| ④ | 藤岡佑 | 55 | レーゼドラマ |
| ⑦ | 酒井学 | 55 | クリノメイ |
| ⑩ | 武豊 | 55 | エリカエクスプレス |
| ⑫ | 菱田 | 55 | ヴーレヴー |
| ⑯ | 小崎 | 55 | ランフォーヴァウ |
④レーゼドラマ⑦クリノメイ⑩エリカエクスプレス⑯ランフォーヴァウなど重賞勝ち馬も多いですが、先行タイプが多くて前に行けても強敵揃いでマークがきつそう。粘り込みは難しそう。
馬場予想・注目乗り替わり
先週のスワンSが18秒台のレコード。当日若干の雨予報もありますが、高速決着は必至。昨年のチェルヴィニアの1.57.1に近い時計の決着にはなりそう。京都2000はレースが激しくなりがちで、差しも届きますからね。脚質関係なく、速い時計で他の馬に勝てる力がある馬を狙うべきでしょう。
ダノンフェアレディは1枠で坂井瑠なら積極策。エリカエクスプレスも武豊で一発狙うなら行くしかないですかね。
見解と買い目
休み明け、オークス勝ちから600メートルの距離短縮でどれだけ動けるか注目されたローズSの⑰カムニャックでしたが、道中不利もありながら直線力強く抜け出して、1.43.5の好時計勝ち。秋初戦としては申し分ない内容で、体重も増えて逞しくなった感じ。キタサンブラック配合の本格化を感じますね。今回外枠ですが、内で包まれるよりはいいと思いますし、2冠王手と見るのが普通でしょう。
これに何を組み合わせるかですが、いろいろ考えましたが、やっぱり桜花賞馬・⑪エンブロイダリー以上の馬を見つけられなかったのが正直なところ。オークスは折り合いを欠き、直線も白旗という感じ。明らかに距離が長く、もっと負けてもいい内容でしたが、それでもカムニャックとは1秒差。そもそもの性能で上だと思いますし、今回は2000で先行系も多く、折り合いの不安も減りますからね。ルメールや陣営も2000への対策も万全でしょうし、カムニャック逆転までありそう。
ここは素直に三連複2頭軸で流しで桜花賞馬・オークス馬から、①ダノンフェアレディ③ジョスラン⑤ブラウンラチェット⑥ケリフレッドアスク⑧テレサ⑨マピュース⑬セナスタイル⑭ピップデイジー⑮インヴォーグ⑱パラディレーヌへ流して高目が拾えれば、という感じですかね。3着以降はなんとでもなりそうですが、基本的には差し系の馬を厚く買いたいところ。③ジョスラン⑤ブラウンラチェット⑧テレサ⑨マピュース⑬セナスタイル⑱パラディレーヌあたりで、あとは配当に期待。
三連複2頭軸流し ⑪⑰-①③⑤⑥⑧⑨⑬⑭⑮⑱
勝負度 ★★☆☆☆
