兵庫チャンピオンシップ(G2・3歳・1着賞金5000万円) 5月1日 園田 ダート1400米
ネクストスター・スプリントシリーズのチャンピオン決定戦。JRA勢は少なくとも羽田盃よりは揃っている感じ。ただ地方勢が困りましたね。せっかくのネクストスターシリーズだったのに、参加していた馬がケイズレーヴとエイシンハリアーだけという結果。南関からの参戦もないですし、クラシック同様存在意義が微妙になっている感じはします。
出走馬・仕分け
有力◎
| なし |
安定◯
| なし |
勝ちまで▲
| ④ | 武豊 | 55 | リリーフィールド(JRA) |
| ⑥ | 坂井瑠 | 57 | ハッピーマン(JRA) |
| ⑧ | 酒井学 | 57 | ヤマニンチェルキ(JRA) |
| ⑨ | 松山弘 | 57 | マテンロウコマンド(JRA) |
④リリーフィールド…ついにダート戦に戻ってきましたね。函館の新馬の内容を見ると、大逃走もあるかも。
⑥ハッピーマン…同じコースの兵庫ジュニアグランプリ勝ち。最近は距離が長かった印象ですし、条件はいいです。
⑧ヤマニンチェルキ…バイオレットSは展開がハマりましたが、それでも520キロ台の体で迫力のある走り。前半離されすぎなければ外から差してくる可能性は高そう。
⑨マテンロウコマンド…デビュー戦から比べて前走の体重が50キロ増。成績も上がって3連勝中。立ち回りも上手くなってきましたし、当然勝ち負け候補。
展開次第で複勝圏△
| ② | 鮫島駿 | 55 | ミストレス(JRA) |
| ⑦ | 小牧太 | 57 | エイシンハリアー |
ダートに戻る②ミストレスは、小回り1400で気持ち良く走れるかが問題。外の武豊が厄介な存在。地方勢では一応⑦エイシンハリアーが抜けている感じ。ジュゲムーンに食い下がっていた点は評価したいところですが、JRAのオープン馬相手だと足りないですかね。
危険な人気馬※
| なし |
苦戦必至…
| ① | 吉原寛 | 57 | ケイズレーヴ(愛知) |
| ③ | 松木大 | 55 | エロイムエッサイム |
| ⑤ | 山本咲 | 57 | セイノスケ |
| ⑩ | 田野豊 | 57 | カナールドーロ |
| ⑪ | 廣瀬航 | 57 | シャナオウ |
| ⑫ | 吉村智 | 57 | タンバブショウ |
①ケイズレーヴも頑張り屋さんという感じで本当に崩れない馬ですが、JRA相手だと追い比べで遅れをとるでしょうね。その他の兵庫勢は大きな力の差があります。
馬場予想・注目乗り替わり
去年のエートラックスが1.28.4。ちなみに昨年暮れの兵庫ゴールドトロフィーも1.28.4。時計的にはだいたいこんなところなんでしょう。ケイズレーヴ・エイシンハリアーあたりだと、園田の馬場では1分30秒を切るくらいの力かなと思いますし、馬券内は難しいですかね。JRA勢はスピードよりもパワーという感じ。
ミストレス・リリーフィールドの先行争いで、それぞれ武豊と鮫島駿に乗り替わってどうなりますか。出脚ならリリーフィールドの方が速そうですし、枠通りそのままですかね。さすがの吉原寛でもケイズレーヴで馬券内は突入は困難でしょう。
見解と買い目
JRA5頭の戦いであることは間違いないですね。その中で②ミストレス④リリーフィールド⑨マテンロウコマンドは芝を使ったりしてますし、地方競馬の深いダート、1400で1分28秒台くらいの砂だとちょっと持ち味が生きないかも。となれば残るのは⑥ハッピーマン⑧ヤマニンチェルキ。
ただ⑥ハッピーマンは今年に入ってやや頭打ち。元々仕上がり早でしたし、ここは距離短縮とコース経験で変わり身がありそうですが、今の上昇度と順調度を考えると、残った⑧ヤマニンチェルキを頭で買ってみたいですね。
不利があった新馬以外は3.1.0.0。負けたレースはアメリカンステージが相手で、その後ドバイGSで0.6秒差の競馬をしている馬ですからね。前走が大外一気。展開が向いた感じもありますが、今回もミストレスやリリーフィールドがいてペースは流れそう。実質前は5頭立てのような隊列になって、おそらく中団外から追走できるはずですし、小回りでもロスなく走れるはず。あとは今年JRA・地方の重賞で好調の酒井学にお任せしたいと思います。
馬連・馬単1着固定流しで⑧ヤマニンチェルキから②ミストレス④リリーフィールド⑥ハッピーマン⑨マテンロウコマンド、あと小牧のミラクルを期待して一応⑦エイシンハリアーまで。もしここにジュゲムーンがいたら勝負になると思ってるので、ネクストスター西日本のタイム差を考えて、もし28秒台後半が馬券内のラインなるようならギリギリ間に合うかも。難しいとは思いますが。
馬連・馬単1着固定流し ⑧→②④⑥⑨⑦
勝負度 ★☆☆☆☆
