マイラーズC(G2) 4月27日 京都 芝1600米
例年安田記念の前哨戦としてかなりのメンバーが集まるG2なんですが、今年はびっくりですね。まだダービー卿CTの方がメンバーが揃っていたような気がします。去年のデイリー杯2歳S並の異例のレースレベル。実績的にはジュンブロッサムが断然ですが、どうなりますか。
出走馬・仕分け
有力◎
| なし |
安定◯
| ③ | 武豊 | 58 | ジュンブロッサム |
去年の富士Sで破った相手を見れば、ここでは実力断然。ただ加速が鈍いですからね。昔から取りこぼしが多い馬ですし、開幕週で差しきれないパターンは結構ありそう。
勝ちまで▲
| ① | 団野 | 57 | ホウオウリアリティ |
| ② | 田口 | 57 | ニホンピロキーフ |
| ⑥ | 坂井瑠 | 57 | ミスタージーティー |
| ⑧ | 岩田望 | 57 | セオ |
| ⑩ | 岩田康 | 57 | ロングラン |
①ホウオウリアリティ…あのサウンドトゥルー・アナザートゥルースの弟が、前走芝のマイルで好走。このメンバーならミラクルがあるかも。
②ニホンピロキーフ…昨年がソウルラッシュ・セリフォスの3着。阪神の成績が悪いですから、京都替わりで巻き返しはありそう。ただこれも勝ちきるタイプではないですかね。
⑥ミスタージーティー…格下ですが、3歳時に重賞経験豊富。この中では若い4歳、ブリンカーも注目。
⑧セオ…前走はスタート直後にあぶみが外れるアクシデント。東京新聞杯ではジャンブロッサムに先着、すんなり逃げ・先行ならすいすい残ってしまうかも。
⑩ロングラン…小倉大賞典で初重賞制覇。ただ得意なコースがはっきりしている感じで、ディセンバーSと小倉大賞典しか走らないような印象もあります。1ターンの京都マイルで持ち味が生きるかどうか微妙なところ。
展開次第で複勝圏△
| ⑤ | Mデムーロ | 57 | エアファンディタ |
| ⑦ | 北村友 | 57 | グラティアス |
| ⑨ | 和田竜 | 57 | レイベリング |
普通の重賞なら馬券内までは難しかったかもしれませんが、この相手ですからね。うまく噛み合えば。
危険な人気馬※
| なし |
苦戦必至…
| ④ | 西村太 | 57 | ビーアストニッシド |
だいぶ頭打ちな感じ。ブリンカーをつけるようですが、最近先行できてないわけでもないですし、大きなプラスになるかどうか。
馬場予想・注目乗り替わり
開幕週で、良馬場なら1分32秒台前後が出る状態なはず。ただ頭数・レースレベルを考えると、もう少し流れが落ちついて時計が遅くなる可能性はあります。消耗戦にはなり辛く、好位からの決め手比べになるかもしれませんね。
ジュンブロッサムはデビュー3戦が武豊で、それ以来の騎乗。戸崎に比べるとゆったり乗るタイプなだけに、今の馬場だと届かない可能性はあります。セオは岩田望に乗り替わって思い切って先行しそうですね。
見解と買い目
リステッドとしてもさみしいメンバー構成。実績は富士Sでソウルラッシュに勝っている③ジュンブロッサムが上ですが、加速が鈍いタイプで相手なりに走るタイプ。開幕週の京都だと間に合わない可能性はありますね。ここは格よりも順調度に期待して、⑥ミスタージーティーに期待してみます。
まだ3勝クラスですが、昨年は若葉Sを勝って皐月賞にも駒を進めた馬。その後やや不調でしたが、この2戦は2着3着とまずまず。これもやや勝ち味に遅いタイプですが、今回ブリンカーをつける点は大注目ですね。ソラを使う馬で、これが改善されれば爆発もありそう。何よりオープン級のこの相手なら、4歳の勢いを買いたいです。
⑥ミスタージーティーの単と馬連。やや伸び悩みの④ビーアストニッシド以外の馬に流してみます。ジュンブロッサムが取りこぼせば、配当もだいぶ良くなりそう。展開的にはやっぱり⑧セオの先行が有利ですかね。あと芝マイル2度目の①ホウオウリアリティは、前走スムーズならもう少し着順は上がっていたかも。未知の魅力はあります。
単勝 ⑥
馬連流し ⑥-①②③⑤⑦⑧⑨⑩
勝負度 ★☆☆☆☆
