なかなか楽しみなメンバーが揃いましたが、このレースがどれだけのレベルだったのかは、だいぶ先になってみないとわからないでしょうね。ミュージアムマイルがひとつの物差しになりそうですが、いろいろ今年のクラシックの見通しが立ちそうなレース。
弥生賞ディープインパクト記念(G2・皐月賞TR・3歳) 3月9日 中山 芝2000米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
② | 川田 | 57 | ナグルファル |
③ | ルメール | 57 | ヴィンセンシオ |
⑥ | 坂井瑠 | 57 | ジュタ |
⑪ | 幸 | 57 | ミュージアムマイル |
②ナグルファル…2戦2勝。どちらも先行から上がり最速。スケールの大きい馬体で、ここは注目の一戦。
③ヴィンセンシオ…葉牡丹賞でレコード勝ちして2戦2勝。ただ今回の中山とはまたちょっと馬場状態も違うでしょうし、時計に関しては半信半疑。昨年のトロヴァトーレをちょっと思い出しますが、ひとまず勝って不思議はない馬ではあります。
⑥ジュタ…若駒S勝ち、ホープフルS4着なら当然上位評価ですね。持久力タイプだと思うので、すんなり先行したいところ。
⑪ミュージアムマイル…やや距離不足に思えた朝日杯も2着にまとめて、2.1.1.0。安定はしていますが、朝日杯のレースレベルがまだまだ謎。この馬の走りによって、いろいろわかってくるかも。
展開次第で複勝圏△
① | 横山典 | 57 | レディネス |
⑤ | 佐々木 | 57 | ブラックジェダイト |
⑦ | 横山和 | 57 | アロヒアリイ |
⑧ | 杉原 | 57 | ファウストラーゼン |
⑨ | 横山武 | 57 | アスクシュタイン |
⑫ | 鮫島駿 | 57 | クラウディアイ |
新馬勝ちの馬たちは未知数。その他は重賞でもそこそこ走れていて上位とそこまで差はないですね。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
④ | 田辺 | 57 | ベストシーン |
⑩ | 戸崎 | 57 | ロードガレリア |
⑬ | 原 | 57 | ガンバルマン |
⑭ | 津村 | 57 | マイネルゼウス |
G2では決め手不足な印象。
枠順有利不利
前走でほとんどの馬がスローペースのレースをしてますからね。前走マイルを使っている⑪ミュージアムマイルが逃げるわけもないでしょうから、先行争いは謎。一応逃げたいのは⑨アスクシュタイン、ただ行く気になれば内枠の②ナグルファルのハナもあり得ますし、それ以外の馬が決め打ちで出していくパターンもあるでしょう。隊列は謎ですが、ひとまずペースはスロー確実。ハナ、外の番手、馬群の外から動ける馬が良さそうなんですが。なかなか読めませんね。
見解と買い目
まだまだ今年の2歳の勢力分布図は不透明。ここでいろいろわかってくると思うのですが、ひとまず注目したいのはやはり②ナグルファルですね。500キロの馬体ですが、切れ味・バネが抜群で2連勝。スタートが上手いのも心強いところ。初の重賞ですが、みんなちょっとパンチ力不足に見えるメンバーですし、この馬のポテンシャルをもってすれば突破できると見ました。
⑪ミュージアムマイルも人気になりそうですが、前走はCデムーロがうまくさばいた印象もありますからね。朝日杯自体のレースレベルもよくわかりませんし、少し疑ってかかりたいです。②ナグルファルが強い競馬で勝って、あとは展開次第という流れに期待します。
②ナグルファルから馬連で①レディネス③ヴィンセンシオ⑤ブラックジェダイト⑥ジュタ⑦アロヒアリイ⑧ファウストラーゼン⑨アスクシュタイン⑪ミュージアムマイル⑫クラウディアイへ流し。③ヴィンセンシオはやっぱり昨年葉牡丹賞勝ちで人気を裏切ったトロヴァトーレを思い出してしまいますね。前走ギリギリで負かしたゲルシュタールは京成杯で惨敗、新馬で負かした相手もその後凡走続きと、時計はともかく相手関係で少し疑問。その他の馬の好走も十分あるでしょう。
前走直線だけの競馬で差し切ってしまった①レディネス、⑤ブラックジェダイトも好内容でしたし、この新馬勝ち2頭は上積み次第で怖い存在。あとは⑨アスクシュタインの逃走もちょっと期待したいところ。
馬連流し ②-①③⑤⑥⑦⑧⑨⑪⑫
勝負度 ★☆☆☆☆