過去の勝ち馬を見てわかる通り、将来性よりも現段階での完成度がモノを言いそうなレース。さらに今年は道悪が予想されますし、伏兵台頭も十分。
ファンタジーS(G3・2歳・牝馬) 11月2日 京都 芝1400米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
① | 永島 | 55 | スリールミニョン |
⑨ | シュタルケ | 55 | ヴーレヴー |
⑫ | 団野 | 55 | ダンツエラン |
⑮ | 鮫島駿 | 55 | カワキタマナレア |
①スリールミニョンは前走5頭立てとは言え、一応オープン勝ち。レース経験の豊富さは武器。⑨ヴーレヴーは前走で2勝目。体に力強さが出てきましたし、函館よりは走れるでしょう。⑫ダンツエランはまだ気性が幼い感じですが、それでそこそこの成績は出していますし、能力は高いはず。⑮カワキタマナレアは410キロ台の体ですが、カワキタレブリー譲りの脚と根性を持ってますからね。距離延長・大外枠・道悪とハードルいっぱいですから、この舞台でどんなパフォーマンスを見せるかですね。
展開次第で複勝圏△
② | 岩田望 | 55 | ラヴェンデル |
③ | 浜中 | 55 | ゴージャス |
④ | 富田 | 55 | モズナナスター |
⑤ | 北村友 | 55 | ウォーターガーベラ |
⑥ | 国分恭 | 55 | ハイファイスピード |
⑦ | 佐々木 | 55 | カルプスペルシュ |
⑩ | 田口 | 55 | キャッスルレイク |
⑪ | 池添 | 55 | ウォーターエアリー |
⑭ | 武藤 | 55 | ニシノクードクール |
伏兵多数。先に挙げた馬たちと決定的な差はなく、馬場適性さえあれば大駆けもあります。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
⑧ | 長岡 | 55 | タマモティーカップ |
⑬ | 西村淳 | 55 | ベルビースタローン |
やや一本調子な印象ですし、最後の我慢くらべで落ちる感じはします。
枠順有利不利
何がなんでもという逃げ馬はおらず。道悪・悪天候となると、ちょっと気を使ってみんな走る感じかも。あまり馬場が悪いと外目を回ってのめる馬も出てきそう。馬場を嫌がらずに、内目を流していける馬がいいはずですが、みんなキャリアが浅いですからね。どの馬がそのタイプかを見極めるのはこの段階ではなかなか困難ですが、でも勝因敗因としてはそれが最重要。
見解と買い目
本来は【勝ちまで】以上の馬から単や軸馬を決めるんですが、元々抜けた馬がいないメンバーでしたし、さらに今回は道悪が確定的で、どの馬も能力をフルに発揮できる可能性が極めて低いですからね。一番マイナスを少なく走れそうな馬もピックアップするしかないかなと思いました。狙いは④モズナナスター。
セールスポイントはスタートの良さとキャリア。前半3Fでコンスタントに34秒〜35秒台を出せますし、5戦のキャリアは厳しいコンディションのレースで強みになりそう。あと賭けてみたいのは枠順と血統ですね。4番枠は走りやすいと思いますし、父モズアスコット産駒は川崎で無敗の快速・ベアバッキューンが出ているように、スピードとパワーを兼ね備えてますからね。ポンと出て、好枠を生かしてハナか好位で、そのまま粘り込みに期待します。
④モズナナスターの単。あとは馬連でちょっと低い点をつけている⑧タマモティーカップ⑬ベルビースタローンを除いて全流しで高目待ち。正直あとは何が来てもおかしくないですからね。内も荒れてきてますし、外差しの馬場になれば⑮カワキタマナレアなんですが、そんなうまく行くかどうか。道悪の母父・ガリレオというだけの理由で②ラヴェンデルというのもありかなと思ってます。面白半分で馬連厚め・ワイドも押さえます。そうやって楽しむべきレースでしょう。
単勝 ④
馬連流し ④-①②③⑤⑥⑦⑨⑩⑪⑫⑭⑮
ワイド流し ④-②⑮
勝負度 ★☆☆☆☆