かつては「地方競馬招待」という副題がついていたんですよ、と言っても遥か昔の話ですからね。レース名もあんまり説得力がなくかってきました。今は中山外回り2200メートルの適性合戦という感じ。
オールカマー(G2) 9月22日 中山 芝2200米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
④ | ルメール | 57 | レーベンスティール |
⑤ | 横山典 | 57 | ステラヴェローチェ |
⑦ | シュタルケ | 57 | ヤマニンサンパ |
⑪ | 横山武 | 57 | サヴォーナ |
④レーベンスティールはエプソムCで59キロを跳ね返して快勝。昨年セントライト記念も勝ってますし、コースは大丈夫でしょう。先週同じコースで勝っているルメール騎乗も心強いところ。⑤ステラヴェローチェは長い休養から復帰して、若い頃とほぼ変わらないレースをしているのは立派ですね。なんかホッカイルソーっぽいですね。ここもうまく流れに乗れば、ギリギリ勝ちまであるかも。⑦ヤマニンサンパは道悪の宝塚記念では苦戦しましたが、その他のレースではいい脚を使ってますからね。中山2200と久々来日のシュタルケ騎乗が嵌れば面白いかも。⑪サヴォーナは古馬になってからもうひとつ。あまり先手が取れてないのが原因でしょうから、すんなり好位に取り付いて早めに抜け出せるかどうかです。
展開次第で複勝圏△
① | 戸崎 | 55 | サリエラ |
② | 三浦 | 57 | ラーグルフ |
③ | 田辺 | 57 | アウスヴァール |
⑭ | 津村 | 57 | リカンカブール |
⑮ | 菅原明 | 57 | ミクソロジー |
①サリエラはこのくらいの距離の方がいいでしょうね。最内の戸崎で伸るか反るか。②ラーグルフは中山でよく走っているイメージですが、外回りが特別合う感じには見えませんね。③アウスヴァールは逃げて逃げてどこまで。⑭リカンカブールの中山金杯勝ちは、振り返って見るとうまく行った感じはありますね。決め手不足ですが、ワンペースなので外回りで外枠は合うかも。⑮ミクソロジーは1年7ヶ月ぶりの実戦。3000超えで連勝していた馬ですし、ここは年末年始に向けてシェイクダウンの一戦と見るのが妥当ではあります。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
⑥ | 嶋田 | 57 | アルビージャ |
⑧ | 大野 | 57 | ニシノレヴナント |
⑨ | 団野 | 57 | キラーアビリティ |
⑩ | 佐々木 | 57 | フェーングロッテン |
⑫ | 伊藤工 | 57 | ロバートソンキー |
⑬ | 丹内 | 57 | ナイママ |
やや格下感は否めないですね。⑫ロバートソンキーは大きなケガでしたし、なかなか難しいですかね。
枠順有利不利
③アウスヴァールの徹底先行。⑩フェーングロッテン⑪サヴォーナが2列目。アウスヴァールは少し後続を離した先行。中山外回りで縦長・ダラダラとした展開。高速馬場を考えればインの前々で流れ込むタイプが有利でしょうね。
見解と買い目
④レーベンスティールは一時スランプでしたが、香港遠征のダメージが大きかった感じ。ようやく疲れが抜けて、エプソムカップは59キロを跳ねのけて快勝。今回は中山2200になりますが、昨年セントライト記念で圧勝、しかも今回は当時と同じ3枠4番をゲット。さらに先週同じコースのセントライト記念で、最内枠のアーバンシックを勝利に導いたルメールが騎乗となれば条件が揃いました。1番人気確実ですが、素直に本命を打ちます。
相手は⑪サヴォーナ。最近もうひとつの競馬が続いてますが、瞬間的な脚がない馬ですから意外と3000メートル級の緩急が効いた競馬は不向きなのかも。前走の函館記念は最内枠を引いた時点でアウト。それでも後方から外に出して、やるだけのことはやった感じの4着。今回は初の中山2200ですが、大回りのコースですし、ストライドの大きなこの馬にはピッタリなはず。枠も外目を引けましたし、能力を久々に発揮できるんじゃないでしょうか。
馬連・ワイドで④レーベンスティール⑪サヴォーナ。あとは三連複2頭軸・三連単1着2着固定で1着④レーベンスティール2着⑪サヴォーナから、①サリエラ②ラーグルフ③アウスヴァール⑤ステラヴェローチェ⑦ヤマニンサンパへ流し。馬場状態的にインをうまく立ち回った馬が強そうですから、内枠勢は思考停止で押さえた方がいいでしょうね。②ラーグルフが一番配当がいいでしょうから、ひとまず応援したいです。
馬連・ワイド ④-⑪
三連複2頭軸・三連単1着2着固定流し ④→⑪→①②③⑤⑦
勝負度 ★★★☆☆