結局今年の北海道3歳3冠は、みんな頭数も少なく似たようなメンバーで終わってしまった感じ。最後の王冠賞はついに7頭立てになってしまいましたからね。困ったことです。だいぶ手合わせもしたメンバーで、新鮮さはないですね。最後のまとめ的なレース。
王冠賞(3歳・1着賞金1000万円) 8月1日 門別 ダート1800米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
① | 岩橋勇 | 57 | キタサンヒコボシ |
④ | 桑村真 | 57 | パッションクライ |
⑥ | 落合玄 | 57 | ブラックバトラー |
①キタサンヒコボシはすんなり走ると最後いい脚を使いますが、ちょっとストレスがかかると甘くなる印象がありますね。パッションクライとの兼ね合いが重要になってきますね。その④パッションクライは北海優駿で復活勝利。これもすんなり行ければという感じで、キタサンと同じことが言えますね。追い込みの⑥ブラックバトラーとしては、この2頭にやりあって欲しいところ。
展開次第で複勝圏△
② | 松井伸 | 57 | ミソ |
③ | 小杉亮 | 57 | プラセボ |
⑤ | 石川倭 | 57 | オオイチョウ |
⑦ | 阿部龍 | 57 | スティールドリーム |
②ミソ⑤オオイチョウ⑦スティールドリームは善戦キャラという感じ。最後甘いですから、上位人気が崩れてくれてからの出番でしょう。③プラセボは格下ですが、昨年のBGJCが4着で、前走の勝ち時計的にもこの3頭と差はないはず。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
なし |
枠順有利不利
①キタサンヒコボシ④パッションクライがどれだけやり合うか。ただこの2頭が牽制しあうと、間にいる③プラセボがハナを奪いそうですし、ペースが緩くなる可能性はかなり低いでしょう。スローだった北海優駿より北斗盃に近い流れかも。流れてバラけて、枠的には内外関係なし。
見解と買い目
マイルの北斗盃がレースの上がり40.8、2000の北海優駿が39.0。明確にレースの質が違いますし、今回も流れによって着順は変わってきそう。今回は北斗盃で先行した①キタサンヒコボシがいて、さらに前走逃げて強かった③プラセボが船橋の小杉亮騎乗で積極的に走りそうですから、どちらかと言うと北斗盃寄りのレースになると判断。本命は北斗盃を差し切った⑥ブラックバトラーで。
北海優駿は落ち着いた流れで、しかも4コーナーでかなりの外を回されましたからね。パッションクライを差せなかったのは仕方ないところ。今回は流れそうですし、頭数も4頭少なくなってますから、たとえ落ち着いたら流れになっても捌きやすいはず。末脚爆発に期待します。
好敵手である④パッションクライは強いですが、やっぱり①キタサンヒコボシ③プラセボの存在は気になります。ペースを間違えれば連を外す可能性も十分。ここは馬単1着固定で⑥ブラックバトラーから全流しで高目を待ちます。
そして少し買ってみたいのは、⑥ブラックバトラーから三連単1着固定。②ミソ③プラセボ⑤オオイチョウへの流し。パッションクライが止まるようなレースになれば、②ミソ⑤オオイチョウのなどの差しの伏兵に順番が回ってきますからね。あとは前走条件戦を大楽勝した③プラセボ。直線ほとんど追ってませんでしたし、まだ時計は詰まりそう。体重が増えて状態が上がってきてますし、意外と強いかも。
馬単1着固定流し ⑥→全流し
三連単1着固定流し ⑥→②③⑤
勝負度 ★★☆☆☆