地方馬がなかなかいい馬が揃っていて、祝日らしい賑やかなダートグレードになりましたね。馬券的にも面白そう。
マーキュリーカップ(G3・指定交流・1着賞金3000万円) 7月15日 盛岡 ダート2000米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
① | 酒井学 | 54 | メイショウフンジン(JRA) |
⑨ | 横山武 | 57 | クラウンプライド(JRA) |
⑩ | 本田重 | 54 | パワーブローキング(船橋) |
①メイショウフンジンはこの2戦で好内容。去年も3着でしたし、ある程度まとめてきそう。ただ重賞で勝ちきれるかどうか。⑨クラウンプライドはどうしたんでしょうが。少し前まで堅実に走ってましたが、最近はやめてしまっているようなレースぶり。一昨年の盛岡開催のJBCで2着なら、コースはいいはずですが。⑩パワーブローキングは、船橋の移籍初戦でシャルフジンを競りつぶして圧勝。3着以下は9馬身離れてましたし、移籍が奏功した感じ。元々JRAオープンですし、最大の惑星。
展開次第で複勝圏△
③ | 坂井瑠 | 54 | テンカハル(JRA) |
⑥ | 落合玄 | 58 | スワーヴアラミス(北海道) |
⑦ | 下原理 | 54 | アラジンバローズ(兵庫) |
⑧ | 小野楓 | 55 | ケイアイパープル(北海道) |
⑪ | 吉原寛 | 54 | ギガキング(船橋) |
⑬ | 北村友 | 54 | ビヨンドザファザー(JRA) |
なかなか匂う馬が多いですね。③テンカハルはジリですから、中央戦よりも地方戦の方がいいでしょう。ただ盛岡は時計が速いですからね。⑥スワーヴアラミス⑧ケイアイパープルの北海道コンビは実績は上位ですが、そのせいで斤量を背負わされているのは不利ですね。⑦アラジンバローズは前走の敗戦がよくわからないですが、それまでの成績やJRA時代の走りを見れば間に合う計算。⑪ギガキングは一昨年マーキュリーC・JBCで盛岡2000を2回走ってそこそこの競馬。馬券内までは、ちょっと時計を詰めないといけないですかね。⑬ビヨンドザファザーは前走勝利は展開がハマった感じ。ここも流れが向けば。
危険な人気馬※
⑤ | 團野大 | 54 | ロードアヴニール |
ダートで5戦4勝。致命的不利があった1勝クラス勝ちが衝撃でしたし、底を見せていないですが、ここは初重賞・初地方遠征。それに持ち時計がある馬ではないですからね。正直半信半疑。
苦戦必至…
② | 高松亮 | 54 | ヒロシクン |
④ | 山本聡 | 54 | グローリーグローリ |
⑫ | 坂口裕 | 54 | グランコージー |
⑭ | 山本政 | 54 | フレイムウィングス |
地元勢は苦しいですかね。一昨年のヴァケーションの奮闘のように頑張って欲しいですが。
枠順有利不利
地元の意地で②ヒロシクンが先行しそうなムード。①メイショウフンジン⑨クラウンプライド⑫グランコージーあたりが番手。となると、ペースはそこまで上がらないかもしれませんね。固まった展開で前有利ですが、メイショウやクラウンはそこまで決め手がないですから、外からすぱっと脚を使える馬でもなんとかなりそう。
見解と買い目
前走の勝ち方に心を奪われてしまったので、ギャンブルですが船橋の⑩パワーブローキングに賭けてみます。JRA時代はオープンまで行った馬で、道悪の3勝クラス勝ちやアンタレスS4着などを見ると、盛岡のような時計の速いダートは向いていそう。そして何より強かったのは船橋移籍初戦の前走。逃げるシャルフジンも強い馬ですが、それを余裕の手応えで捕まえて、2着に2馬身半、3着には9馬身差をつける完勝。勝ち時計の1.40.6は、今年のかしわ記念で言えばキングズソードの後ろの5着に入るタイム。船橋の環境が相当合っていて一変した可能性はあります。強敵相手ですが、大仕事に期待してみます。
⑩パワーブローキングの単複。あとは馬連で①メイショウフンジン③テンカハル⑤ロードアヴニール⑥スワーヴアラミス⑦アラジンバローズ⑨クラウンプライド⑪ギガキング⑬ビヨンドザファザーへ。まともなら⑨クラウンプライドなんですが、最近どうも淡白ですからね。あとは⑤ロードアヴニール。仕分け欄でも書きましたが、微妙な要素は揃っていると思います。
穴なら⑦アラジンバローズ⑬ビヨンドザファザー。⑦アラジンバローズはJRAオープンで勝てる力はあった馬ですし、⑬ビヨンドザファザーは固まった展開になって、大外から決め手だけでどこまで追い上げられるか。ワイドも少し抑えてみますかね。
単勝・複勝 ⑩
馬連流し ⑩-①③⑤⑥⑦⑨⑪⑬
勝負度 ★★★☆☆