早くも函館競馬は最終週。また一年後ということでさみしくなります。今年もダブル重賞の先陣を切る2歳S。未知数のメンバーですし、馬場状態も毎年微妙。単純なスピード比べにはなりにくいですからね。適性を重視したいです。
函館2歳S(G3) 7月13日 函館 芝1200米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
① | 横山和 | 55 | エンドレスサマー |
③ | 武豊 | 55 | リリーフィールド |
⑬ | 横山武 | 55 | エメラヴィ |
①エンドレスサマーは新馬がやや太目でもっさりした印象でしたが、スタートは速くそのまま完勝。叩いて体が締まってくればさらにいいはず。内枠を生かせるかどうか。③リリーフィールドはダートの新馬で6馬身差の圧勝。スピード抜群で、父は芝・ダート兼用だったモズアスコットの初年度産駒。芝でさらに上積みがあってもおかしくないです。⑬エメラヴィは新馬の内容がレースセンス抜群。小気味のいい走りでこの舞台は合ってそう。ただちょっと枠が外すぎるかも。
展開次第で複勝圏△
② | 北村友 | 55 | チギリ |
④ | 高杉 | 55 | ヒデノブルースカイ |
⑤ | 永野猛 | 55 | ニシノラヴァンダ |
⑨ | 浜中 | 55 | ヴーレヴー |
⑩ | 鮫島駿 | 55 | カルプスペルシュ |
⑭ | 岩田康 | 55 | ヤンキーバローズ |
キャリアも浅く、なかなか優劣をつけるのは困難。一度使ってグッと馬が良くなる場合もありますからね。
危険な人気馬※
⑦ | 佐々木 | 55 | サトノカルナバル |
東京の新馬楽勝で注目の存在ですが、とにかく東京の芝1400と、函館の芝1200はまるっきり違うコースですからね。ストライドも大きく、乗り替わりも心配。
苦戦必至…
⑥ | 菱田 | 55 | モズナナスター |
⑧ | 大江原 | 55 | ラインパシオン |
⑪ | 丹内 | 55 | シュードタキライト |
⑫ | 藤岡佑 | 55 | オカメノコイ |
やや成績的に落ちそう。⑧ラインパシオンなんかは初芝で重賞、そして斤量が増えますしね。
枠順有利不利
①エンドレスサマー③リリーフィールド④ヒデノブルースカイ⑤ニシノラヴァンダ⑨ヴーレヴーあたりのが逃げ候補。スタート次第ですね。他に差して良さそうな馬も少なく、みんなわーっと出て行って、直線どこまで脚が残っているかの勝負になってきそう。内すぎる枠は、馬場的にちょっと不利ですかね。
見解と買い目
ここ数年の成績を見ると、開催最終週とあって時計も遅くなりがちですし、スピードに加えてパワーも必要な感じ。昨年がダートの新馬を勝ったゼルトザーム、一昨年もオマツリオトコが追い込んで3着。それ以前もカイカノキセキやルーチェドーロの名前もありますから、砂を連想する馬は気をつけた方が良さそう。となると、今年の場合は③リリーフィールドになりますかね。
デビュー戦のダート1000が快勝。あのスピードを見ると芝でも見てみたい感じがしますし、実際馬体も根っからのダート馬という感じではない雰囲気。素直な気性で、武豊鞍上ならハナにこだわらない競馬はしてきそう。3番枠なら、まっすぐ走れば馬場の傷んだところは避けられそうですし、ここはこの馬のスピードとパワーに期待します。
③リリーフィールドの単。あとは馬連流しで①エンドレスサマー②チギリ④ヒデノブルースカイ⑤ニシノラヴァンダ⑦サトノカルナバル⑨ヴーレヴー⑩カルプスペルシュ⑬エメラヴィ⑭ヤンキーバローズへ手広く流し。④ヒデノブルースカイ⑤ニシノラヴァンダ⑩カルプスペルシュ⑭ヤンキーバローズあたりは、若干メンバーや流れに恵まれた感じがあるので、オッズほど信用はできないかなと思います。⑦サトノカルナバルは当然あっさりもありそうですが、まったく違う条件で、しかも乗り替わりとなると簡単ではないかなと思います。穴ならレッドファルクス産駒で末脚がしっかりしてそうな②チギリ。馬連厚めとワイド、配当次第で②チギリの複勝まで押さえたいです。
単勝 ③
馬連流し ③-①②④⑤⑦⑨⑩⑬⑭
ワイド ②-③
複勝 ②
勝負度 ★☆☆☆☆