東京の5連続G1が終わって、ふっとひと息つくG3。上がり馬が多い印象で、抜けた存在はいない感じ。
エプソムカップ(G3) 6月9日 東京 芝1800米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
① | 津村 | 57 | トゥデイイズザデイ |
④ | 戸崎 | 58 | ヴェルトライゼンデ |
⑥ | ルメール | 59 | レーベンスティール |
⑦ | 石川裕 | 57 | マイネルケレリウス |
⑩ | 吉田豊 | 57 | シルトホルン |
⑪ | 岩田望 | 57 | サイルーン |
⑯ | 三浦 | 57 | グランディア |
①トゥデイイズザデイは谷川岳Sは2着でしたが、ベストは1800なのは間違いないですからね。ただやや決め手は欠きますから、内をうまいこと捌けるかどうか。④ヴェルトライゼンデは重賞2勝でJC3着。実力では当然一番ですが、ここは1年2ヶ月ぶり。屈腱炎持ちだけに不安もありますが、逆に言うと1戦入魂の可能性もありますからね。軽視はできません。⑥レーベンスティールは香港、新潟と空振り。どうしたんでしょう。今回はルメールに戻りますから一変もありますが、59キロはなかなか厳しい斤量。⑩シルトホルンは毎レース堅実ですが勝ちきれず。ただ今回は先行馬が少なめ。自分のペースで走れればもう少し際どいところまで行くかも。⑦マイネルケレリウス⑪サイルーン⑯グランディアはどれも前走3勝クラス勝ち。どれだけ通用するかは未知数ですが、みんな決め手がありますし、切るに切れないですね。
展開次第で複勝圏△
③ | 丸田 | 57 | ルージュリナージュ |
⑨ | オシェア | 57 | レッドランメルト |
⑬ | 石橋脩 | 57 | ラケマーダ |
⑮ | 横山典 | 57 | アルナシーム |
⑰ | 田辺 | 57 | ニシノスーベニア |
⑱ | 丸山 | 58 | セルバーグ |
うまく立ち回れば馬券内も十分。⑱セルバーグは飛ばしてどこまで粘れるか。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
② | 菅原明 | 57 | ノースザワールド |
⑤ | 北村友 | 57 | タイムトゥヘヴン |
⑧ | 内田博 | 57 | ワールドウインズ |
⑫ | 御神本 | 55 | グランスラムアスク |
⑭ | 北村宏 | 57 | カレンシュトラウス |
東京1800の別定重賞だと、なかなか決め手不足な感じ。
枠順有利不利
⑱セルバーグは逃げてどこまでの競馬。大外から飛ばしていくはず。⑩シルトホルンは外のセルバーグを行かせて追走。御神本の⑫グランスラムアスクは、今の状態ではそこまで行き脚はつかないかも。ただこの3頭は後続に少し差をつけて先行しそう。やや縦長の隊列で、内で追走しても大きな不利はないはず。あとは馬場状態ですね。
見解と買い目
ここは半信半疑ですが、ポテンシャルとジョッキーを信用して⑥レーベンスティールを本命にしてみます。メンタル的な不安があるのか香港遠征は大敗で、復帰戦の新潟大賞典もダメージが残っていたのか不発。今回は59キロにもなりますし難しいところですが、それでも東京1800は新馬でソールオリエンスと一騎打ちで、1勝クラス圧勝の舞台。気性を考えると1800専用機の可能性もありますし、鞍上もルメール。うまく折り合って能力全開なら、性能の違いで突き抜けると見ました。
問題は相手ですが、ここは絞ってみます。期待は⑩シルトホルン。先行して安定している反面、毎度ゴール前でちょっと足りない馬ですが、今回は逃げる⑱セルバーグの少し後ろの2番手で追走できそう。イメージとしては昨秋のオクトーバーSのような展開で、当時はヤマニンサルバムを捕まえられなかったですが、今回はセルバーグはヤマニンほどしぶとくはないと思いますからね。直線自然に先頭に立って流れこめるはず。鞍上がパンサラッサの吉田豊、なんか相性も良さそうな気がしてます。
馬連・ワイドで⑥レーベンスティール⑩シルトホルン1点。あとは三連複2頭軸で穴っぽいところへ。③ルージュリナージュ⑦マイネルケレリウス⑮アルナシームあたりへ。内が伸びる馬場なら③ルージュリナージュは面白いでしょうね。ヴィクトリアマイル・東京新聞杯と外からよく伸びてますし、1800で追走が楽になってインの3列目4列目あたりが取れれば。⑦マイネルケレリウスは小さな体でしぶとく伸びてきますし、乱戦になれば複勝圏内突入もありそう。⑮アルナシームはマイルより1800向きの馬。人気の盲点と見ました。うまく引っかかりますように。
馬連・ワイド ⑥-⑩
三連複2頭軸流し ⑥⑩-③⑦⑮
勝負度 ★★☆☆☆