1000メートルの電撃戦。見所としてはスティールペガサスに3歳馬がどこまで迫れるかというところですが、距離適性がある馬の大駆けにも気をつけたいレース。
グランシャリオ門別スプリント(1着賞金500万円) 6月6日 門別 ダート1000米
出走馬・仕分け
有力◎
⑦ | 桑村真 | 57 | スティールペガサス |
北海道の短距離王者ですが、最近はややズブくなって、簡単には勝てなくなってきました。それでもこの相手ならという感じ。
安定◯
なし |
勝ちまで▲
③ | 岩橋勇 | 54 | ストリーム |
⑨ | 阿部龍 | 54 | オスカーブレイン |
3歳馬2頭。③ストリームは差して安定、⑨オスカーブレインはスピードがあります。時計的には若干古馬勢に劣りますから、54キロでなんとか時計を詰めたいところ。
展開次第で複勝圏△
② | 服部茂 | 55 | ロフティフレーズ |
⑤ | 宮内勇 | 57 | イッツクール |
⑥ | 小野楓 | 55 | サラキャサリン |
⑧ | 亀井洋 | 55 | フェールアシュバル |
②ロフティフレーズはJRA時代は芝馬で、9歳牝馬だけに苦しいかなと思いましたが、門別に来てダート1200で健闘中。1000戦に対応できれば。⑤イッツクール⑥サラキャサリンはスピードで1000を押し切りたいところ。ただ他にも同型はいますし、楽ではないでしょう。⑧フェールアシュバルはクラス的に見劣りますが、大井時代は1000で時々穴を開けてましたし、ちょっと気になる存在。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
① | 落合玄 | 55 | ラビアータ |
④ | 阿岸潤 | 57 | プレシャスエース |
①ラビアータは距離実績こそありますが、いずれも下級条件での話。最内も厳しいですね。④プレシャスエースも絶好調時の天才的なスピードはなくなってしましたし、同型も多く苦戦は逃れられないでしょう。
枠順有利不利
①ラビアータ④プレシャスエース⑤イッツクール⑥サラキャサリン⑨オスカーブレインと、脚質欄に逃げマークが付きそうな馬がずらっと並びました。枠の並びが逆なら⑥サラキャサリンの逃げでしょうが、この並びだと⑤イッツクールとやり合う感じになるかも。⑨オスカーブレインはこの枠だとひょっとしたら外の番手という作戦を選ぶ可能性はあります。⑦スティールペガサスはそうなるとオスカーにフタをされる形になるかもしれませんが、同厩舎ですし慌てないでしょう。③ストリームは外が速い馬ばかりなので簡単に外に持ち出せそうですが、あとはどこまで切れる脚を繰り出せるかですね。
見解と買い目
前走シーズン初戦で、前半34.3のスピードで逃げて見せた⑦スティールペガサス。最後は差し勢の強襲に遭いましたが、ここは叩き2戦目。粘りも変わってくるはず。1000メートルの距離短縮も、むしろ前走のレースぶりを見ると今は合うかもしれませんし、外の快速・⑨オスカーブレインが同じ角川厩舎ならレースもしやすいはず。まずは軸でいいんじゃないですかね。
相手は人気でしょうが③ストリーム。差せる強みがありますし、回転の速い走りで反応がいいですから、久々の1000戦もかえって良いんじゃないですかね。3番枠で内で包まれるのが嫌ですが、外にいるのは逃げ・先行馬ばかりで、それらを行かせればすんなり外に出せそう。叩き2戦目、前走から3キロ減の54キロなら、時計もまだまだ詰まるんじゃないですかね。
ここは三連複・三連単1着2着固定で、1着⑦スティールペガサス2着③ストリーム、そして3着に②ロフティフレーズ⑤イッツクール⑧フェールアシュバル⑨オスカーブレインへ流し。そして2着3着の裏返しの馬券も買ってみます。穴で期待しているのは⑧フェールアシュバル。格下で、前走1年半ぶりのレースで失速。ただ休養前は大井の1000で好走してましたし、叩き2戦目と距離短縮で変わる要素はあります。後方死んだふり作戦からの馬券内突入に期待。
三連複・三連単1着2着流し ⑦→③→②⑤⑧⑨
三連単1着3着流し ⑦→②⑤⑧⑨→③
勝負度 ★★★☆☆