阪神競馬場がしばらくリフレッシュ工事。鳴尾記念も京都競馬場での開催となりました。直線平坦で内回りとなると、だいぶ装いが違いますからね。メンバーも力差がなくて難解。
鳴尾記念(G3) 6月1日 京都 芝2000米
出走馬・仕分け
有力◎
なし |
安定◯
なし |
勝ちまで▲
② | 浜中 | 57 | ディープモンスター |
③ | 和田竜 | 57 | バビット |
④ | モレイラ | 57 | ボッケリーニ |
⑥ | 川田 | 57 | ロードデルレイ |
⑨ | 岩田望 | 57 | ヨーホーレイク |
⑬ | 田口 | 57 | ニホンピロキーフ |
②ディープモンスターは休み休みですが、京都2000はアンドロメダSで2着・1着。コース相性は良さそう。③バビットはこのところ条件が合わず大敗続きですが、すんなり先行なら途端に走りますからね。気分良く走れるかどうかです。④ボッケリーニは日経賞が不発。昨年勝ってますが、今年は阪神ではなく京都開催。8歳の初夏ですし、微妙な評価になってきます。⑥ロードデルレイは6戦5勝。負けた神戸新聞杯は初の重賞挑戦で2400でしたからね。ここで勝つようなら、いよいよG1も見えてきます。⑨ヨーホーレイクは超長期休養明け2戦で連続3着。立派ではありますが、ジリっぽさは相変わらず。京都内回り2000は少し苦労しそう。⑬ニホンピロキーフは前走距離が不安だったマイラーズCでも3着健闘。前の2頭は一線級のマイラーですし、適距離に戻ればチャンスですね。
展開次第で複勝圏△
① | 高杉 | 57 | カラテ |
⑤ | 団野 | 57 | ヤマニンサンパ |
⑦ | 松若 | 57 | スカーフェイス |
⑫ | 坂井瑠 | 57 | ホウオウアマゾン |
⑭ | 松山 | 57 | エアサージュ |
重賞勝ち馬もいますし、展開の助けは必要ですが、連争いなら参加できそうなメンバー。
危険な人気馬※
なし |
苦戦必至…
⑧ | 横山典 | 57 | アリストテレス |
⑩ | 藤岡佑 | 57 | フォワードアゲン |
⑪ | 古川吉 | 57 | アウスヴァール |
⑧アリストテレスはすっかりおとなしくなってしまいましたからね。その他2頭も決め手不足です。
枠順有利不利
③バビットは何が何でも先行。⑪アウスヴァール⑫ホウオウアマゾン⑭エアサージュが追走しますが、どれもバビットに無理矢理ついて行こうとは思わないはず。他に飛ばして行く馬も少なそうで、ひとまずは単騎逃げが叶いそう。②ディープモンスターや④ボッケリーニは、スタートを決めてバビットの後ろに潜り込みたいところ。
見解と買い目
今年の4歳馬は世代レベル的に低い評価をしてますが、ただクラシックに縁がなかった晩成タイプに関しては話は別。ここは4歳馬の上積みに期待してみます。狙いは⑬ニホンピロキーフ。
じわじわとクラスを上げて前々走で準オープン勝ち。そしていきなり使った前走のG2・マイラーズCで直線一瞬ですが先頭に立つ場面もあって3着。差された相手はソウルラッシュとセリフォスというマイルの一流馬。それらに対し、2000から距離が400短くなった中であの内容・差なら十分評価できます。ゴール前は一度差されたセリフォスにさらに詰め寄る根性も見せましたし、かなりの地力。今回は京都2000で、前回より良い条件なのは間違いないですし、前走のマイル挑戦で行きっぷりが良くなれば、好位から抜け出してそのままという展開も可能じゃないでしょうか。
田口貫太頑張れということで、ここはニホンピロキーフの単。そして馬連で①カラテ②ディーモンスター③バビット④ボッケリーニ⑤ヤマニンサンバ⑥ロードデルレイ⑦スカーフェイス⑨ヨーホーレイク⑭エアサージュと手広く。人気になりそうな⑥ロードデルレイは、休み明けで状態が微妙なのと、あとは神戸新聞杯以来の右回りが気になりますね。京都の小回り2000だと乗り辛くなるかも。ここはヒモ荒れを願います。
単勝 ⑬
馬連流し ⑬-①②③④⑤⑥⑦⑨⑭
勝負度 ★☆☆☆☆