中央のダービーが終わり、今度は地方がダービーウィークに入っております。個人的にはこちらの方がドキドキするわけですが、その中でも最大のレース、大井の東京ダービーが今週水曜に行われます。昨年は3強でしたが、今年は全体的に層が厚いメンバー。仕分けでチェックしていきましょう。
6月3日 大井 東京ダービー 2000米
【勝ち負け】
⑪ゴールドホイヤー
雲取賞、羽田盃と連覇。先行抜け出しの王道の内容。山崎との相性も抜群、距離延長も苦にしないでしょう。あまり大きく崩れるところが想像できないですね。
⑯ブラヴール(除外)
セレン×チャームアスリープの南関東ファン垂涎の血統馬が徐々に力をつけ、京浜盃勝ち・羽田盃2着と頂点まであと一歩のところまで来ました。脚質・血統から、距離延長は明らかにプラス。あとは展開が少しでも味方すれば逆転可能。
【嵌まれば一発】
⑮ウタマロ
裏路線からのダークホース。3連勝でクラウンカップ勝ち。ハイペースを自分から捲ってねじ伏せる内容で能力を感じましたが、初の大井と2000が課題。
【安定型】
⑧デスティネ
今年に入って中距離で堅実なレース。反面勝ち切れませんが、2月にはブラヴールと接戦も演じています。相手は強くなりますが、そこそこは走ってきそうですかね。
⑨ティーズダンク
昨年の全日本2歳優駿で3着。今年も京浜盃3着、羽田盃4着と堅実ですが、毎回少し間に合わないようなレースぶり。叩き3戦目でまだ上積みがありそうですが、2000の距離がどちらに出ますか。
【展開次第で複勝圏】
①リヴェールブリス②エメリミット③ファルコンウィング⑤コバルトウィング⑥モンゲートラオ⑬ブリッグオドーン⑭ボンモマン
展開1つで食い込みもありそうですが、なかなか上位勢の層が厚そうです。展開の助けがあるかどうか。今回も③ファルコンウィングは徹底先行でしょうから、また気持ち良く逃げられるかどうか。その後ろに②エメリミット⑭ボンモマンという展開でしょうかね。
【危険な人気馬】
④マンガン
東京湾カップで初の重賞勝ち、その他重賞2着が3回と堅実。ただ右回りで直線の長い大井でどれだけ力を発揮できるかは微妙。小回りの差し馬のイメージは強く、このコースではそれほどアドバンテージはないかもしれません。乗り替わりも気になるところ。
【苦戦必至】
⑦チョウライリン⑩アマルインジャズ⑫マンジュシャカ
⑩アマルインジャズが積極的に先行するとペースが緩まなくなる可能性もありますが、どちらにしろ少し力不足でしょうか。
見解
メンバーも揃って、上位の壁は厚そう。展開としては③ファルコンウィングが果敢に逃げて、そこに⑩アマルインジャズがついていくかどうか。ただ途中から②エメリミットや⑮ウタマロも動いていきそうですし、ペースは全体的に緩まない感じかなと想像しております。
となると、やはり末脚がしっかりした馬から買いたいですね。中心は⑯ブラヴール。何と言っても前走の最後の伸びは、距離が伸びるダービーでの逆転を感じさせるもの。シンプルに本命に指名したいです。
→ということだったのですが、またしても我が本命馬・ブラヴールが除外となってしまいました。悪い何かがついているんでしょうかね。
なので予想変更して、繰り上がって本命は⑪ゴールドホイヤー。羽田盃のレースを見ればこの馬とブラヴールは一枚抜けている感じ。若干の取りこぼしはあっても、崩れはないでしょう。
⑪ゴールドホイヤーから、相手はゴールドホイヤーを負かしに行く馬より、脚をためられそうな馬・騎手で穴を狙います。まずワイド流しで、相手は①リヴェールブリス⑥モンゲートラオ⑬ブリッグオドーン。そして三連複フォーメーションで1頭目⑪ゴールドホイヤー、2頭目①リヴェールブリス⑥モンゲートラオ⑬ブリッグオドーン、3頭目はその他②エメリミット③ファルコンウィング⑨デスティネへ。①リヴェールブリスは最内でロスなく回れれば。⑥モンゲートラオは的場が内にこだわれば。⑬ブリッグオドーンは水野がやはり怖いですね。本命が消えたので、一回外れた気持ちで気楽に買ってみたいと思います。
ワイド流し ⑪-①⑥⑬
三連複フォーメーション ⑪-①⑥⑬-①⑥⑬②③⑨
勝負度 ★★☆☆☆