いよいよ日曜は競馬の祭典・日本ダービー。今年は無敗の皐月賞馬・コントレイルが超目玉。先週のデアリングタクトに続いて、無敗の2冠馬誕生なるでしょうか。枠順は父親・ディープインパクトのダービーと同じ3枠5番。条件は揃った感じですが、ライバルたちの逆転はあるのでしょうか。メンバーをチェックしてみたいと思います。
5月31日 東京 東京優駿(日本ダービー) 2400米
【勝ち負け】⑤コントレイル
無敗で皐月賞制覇。力でねじ伏せるような内容で、ここも逆らう要素が少なそうです。3枠5番はディープインパクトのダービー制覇と同じ枠。もし父子2代で無敗の2冠となれば、シンボリルドルフ・トウカイテイオー以来。夢は膨らみます。
【嵌れば一発】⑮サトノフラッグ
期待された皐月賞で凡走。大飛びで東京コースは合いそうですし、ダービーと相性のいい弥生賞馬。武豊に戻って本領発揮できるか。
【安定型】③ワーケア
中山のホープフルS・弥生賞でもう一歩の競馬。そこからダービー一本のローテーションは不気味。鞍上もルメールですし、この内枠。東京で爆発があるかどうか。
【展開次第で複勝圏】①サトノインプレッサ②アルジャンナ④レクセランス⑥ヴェルトライゼンデ⑧ビターエンダー⑨ダーリントンホール⑩コルテジア⑪ガロアクリーク⑬ディープボンド⑭マイラプソディ⑯マンオブスピリット⑰ヴァルコス⑱ウインカーネリアン
馬券圏内ならどの馬にもチャンスあり。東京2400が合う馬を選びたいところ。①サトノインプレッサは距離不安ですが、内で脚がたまれば。②アルジャンナは堅実ですが、成長力で疑問。④レクセランスはスタートが遅いですが、皐月賞もしぶとい走り。いいポジションでレースができれば。⑥ヴェルトライゼンデは皐月賞で中心にしましたが、結果的には良さが生きず。東京も微妙。⑧ビターエンダーは前走1枠からロスない競馬で勝利。この相手で2400となるとどうでしょう。⑨ダーリントンホールは共同通信杯勝ち。2000くらい前後が良さそうな馬体で、この舞台で足りるかどうか。
⑩コルテジアは皐月賞もそこそこ。ただ体つきや血統から、東京で化けるかもしれません。皐月賞3着の⑪ガロアクリークは逆に距離が伸びていいとは思えない体型。ここに来ての乗り替わりも疑問。⑬ディープボンドは京都新聞杯で快勝。しぶとさを生かせば。⑭マイラプソディは今回末脚を生かす競馬をしそう。横山に乗り替わって、最後方一気作戦もありそう。⑯マンオブスピリットは休み明けの前走でもきっちり2着。安定感はありますが、外枠は不利。⑰ヴァルコスは前走うまくいった感じですが、東京2400を経験しているのは強み。⑱ウインカーネリアンは皐月賞で積極的な競馬から4着と健闘。大外から無欲の大逃げもありそう。
【危険な人気馬】⑫サリオス
皐月賞でコントレイルとの一騎討ちに敗れて2着。ここは雪辱の舞台ですが、前走休み明けからの激走で反動が気になるのと、馬体からは決して距離延長が味方すると思えず、危険な匂いはします。
【苦戦必至】⑦ブラックホール
弥生賞、皐月賞とそれなりの脚を最後使っていますが、どちらも最後方からバテた馬を交わした感じ。それほど差はないですが、時計の速い東京で決め手比べとなると厳しそうです。
見解
皐月賞は内枠を嫌って紛れを狙って評価を下げた⑤コントレイルでしたが、終わってみれば力が違った感じ。一旦下げて外に出すと、あとは横綱相撲。460キロ台のコンパクトな馬体、こうなってくると父ディープとだぶって見えてきますね。東京コースも東スポ杯で快勝。ロスなく立ち回れる枠順。自分を信じてレースをすれば、まず崩れることはないと見て、今回は皐月賞馬に服従したいと思います。
一方、皐月賞で一騎討ちを演じた⑫サリオスは逆転を狙うわけですが、今回の距離延長は不安。馬体も大きく、これまでの名馬に例えるならグラスワンダータイプ。東京2400で長い末脚を競うレースになってしまうと、最後に失速というケースもあり得なくはないと思います。人気が2強にかぶるようなら、ここは少しひねって買ってみたいと思います。
ここは三連複フォーメーションで1頭目は⑤コントレイル、2頭目は③ワーケア④レクセランス⑩コルテジア、3頭目は全頭流しで挑戦してみます。③ワーケアは皐月賞をパスしてルメール騎乗で内枠となれば買わないわけにはいきません。④レクセランスは皐月賞が初めての他頭数競馬でしたが、直線はまずまず伸びていました。すみれSも制していますし、体的にも距離延長はプラス。ディープ産駒得意の東京コースで変われば。⑩コルテジアも長くいい脚を使えそうなタイプ。体重もじわじわ増えて力をつけていますし、好位で流れに乗れれば。ヒモ穴狙いで祈ります。ひたすら祈ります。
三連複フォーメーション ⑤-③④⑩-総流し
勝負度 ★★★★☆