日曜は牝馬のG1・ヴィクトリアマイル。今年は何と言っても女王アーモンドアイが登場。有馬記念の大敗、ドバイ中止の影響と不安要素もあり、波乱の可能性もありそう。すべてはこのアーモンドアイの取捨という最大の課題に向き合うことから始まるレースになるかもしれませんね。そして馬場状態も微妙になりそう。仕分けでチェックしていきましょう。
東京 ヴィクトリアマイル 1600米
【勝ち負け】なし
昨年までのアーモンドアイなら断然。しかしながら今年は状況が違いますね。危険とまでは言えませんが、ポカもありえます。それ以外は混戦のメンバー。ここは空欄しかないです。
【嵌まれば一発】①ラヴズオンリーユー⑤プリモシーン⑫アーモンドアイ⑯ノームコア⑰コントラチェック⑱サウンドキアラ
オークス馬①ラヴズオンリーユーは今年初戦。1600は京都の1勝クラスで勝ち鞍があるのみ。向いているとは言い切れないですが、東京のマイルなら対応できそう。ただ出脚がつかず、内で揉まれこんで終了というケースもあり得ます。⑤プリモシーンは東京マイルが得意。昨年のこのレースで2着、今年は東京新聞杯快勝。レーンとも手が合いそうで魅力十分。最強馬⑫アーモンドアイは有馬記念で大敗、その後ドバイターフ連覇を目指しましたが、直前の中止で帰国。調整課程が心配で悩ましいところ。⑯ノームコアの前走は道悪の1200で、まったく度外視でいいでしょう。ヴィクトリアマイル・富士Sと東京マイルで重賞連勝。昨年の再現なるか。⑰コントラチェックは性能だけならG1級。前走は道悪がたたっての大敗。なかなか噛み合いませんが、マイルでは安定していますし、素質が開花すれば。⑱サウンドキアラは昨年7着でしたが、その後トントン拍子に出世。見事な重賞3連勝。あとはバリバリのG1馬相手で、速い時計の決着となった時にどうでしょう。
【安定型】⑭スカーレットカラー
前走の阪神牝馬Sが久々のマイル戦、さらに休み明けでプラス16キロでしたが2着。当然ここは上積み必至ですし、東京も昨年の府中牝馬Sで好時計勝ち。石橋への乗り替わりが気になるところ。
【展開次第で複勝圏】②ビーチサンバ③シャドウディーヴァ④シゲルピンクダイヤ⑦ダノンファンタジー⑨セラピア⑪サトノガーネット⑬トロワゼトワル
荒れることでお馴染みのレース。流れひとつでどの馬にもチャンスありでしょう。どの馬も時計がかかるレースの方がいいかもしれませんね。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】⑥トーセンブレス⑩メジェールスー⑮アルーシャ
ペースが速くても遅くても厳しい展開になりそう。
まとめ
土曜が雨予報。日曜は晴れなので回復しそうですが、結果にどこまで影響を与えるかは不明瞭ですね。ここ5年で良馬場が3回、その3つが30秒台・31秒台・31秒台と、本来猛烈に時計の出るレース。土曜の降り方次第です。悪くてもやや重くらいでしょうか。
予想も悩みましたが、ここは上昇度に期待して、⑭スカーレットカラーを本命にしてみます。前走は15番枠からスタート後手。最後方グループを進んで直線へ。苦しい位置から抜群の切れ味で馬群をこじ開け、内を通ったサウンドキアラの2着。休み明けでプラス16キロにしては上々の内容でした。とにかく昨年秋から急上昇。馬体重も増え、体も厚みを増しています。エリ女・有馬記念と惨敗でしたが、今の体つきならベストはマイル。あとは石橋が岩田のように乗ってくれれば。昨年のラッキーライラックの借りをここで返していただきたいです。
⑭スカーレットカラーから馬単マルチで全流し。⑫アーモンドアイ様が勝ってしまったら素直に降参です。ただ、やはり有馬の大敗とドバイの頓挫の影響は気になるんですよね。5歳の牝馬、馬もいろいろ変わってくる頃な気がしますし。他に怖いのは、すんなり行けた時の⑰コントラチェックですね。ディープの子供で東京が合わないわけはないので、この馬の単勝と⑭スカーレットカラーとのワイドも押さえたいです。
馬単マルチ流し ⑭⇄全流し
単勝 ⑰
ワイド ⑭-⑰
勝負度 ★★★☆☆