日曜はいよいよ古馬のG1・大阪杯。もう少し早くにドバイの中止が決まっていれば、かなりの好メンバーになっていたでしょうが、今年も頭数は少なめの12頭。なかなかのビッグネームこそ集まりましたが、最近G1で今ひとつの成績の馬も多く、人気はおそらく4歳馬・ダノンキングリーに集まりそうですかね。ただ不安もあるので、ひとまず仕分けいろいろチェックしていきたいと思います。
【勝ち負け】なし
有力は⑧ダノンキングリーですが、まだG1未勝利で距離延長。さらに初めての阪神など不安要素もあります。ここは空欄ですね。
【嵌まれば一発】③ブラストワンピース⑤ラッキーライラック⑧ダノンキングリー
グランプリホース・③ブラストワンピースは前走で貫禄勝ち。ただ昨年惨敗だったレースですし、今年もどう立ち回るかが最大の鍵。内回りの阪神が合うタイプではないと思います。⑤ラッキーライラックは中山記念でダノンキングリーに敗れたものの流石の内容。今まさに円熟期と言ったところでしょうか。⑧ダノンキングリーはマイルCSでの敗戦以外は完璧な内容。今回の課題は久々の2000と初阪神。ただ脚をためられれば再度圧勝もありえそう。
【安定型】④ワグネリアン⑫クロノジェネシス
神戸新聞杯以来勝ちがない④ワグネリアン。あまり使いこめない印象ですが、それでも毎戦格好はつけていますね。器用さにかける印象ですが、ここも大きくは崩れないでしょう。⑫クロノジェネシスも安定タイプですが、前走は2着がカレンブーケドールだっただけに、牡馬一線級との戦いでどうでしょう。
【展開次第で複勝圏】①ロードマイウェイ②サトノソルタス⑨マカヒキ⑪カデナ
①ロードマイウェイは期待された前走がスタートで致命的な不利。今回は最内枠で武豊、一発の匂いが漂います。②サトノソルタスは前哨戦2着ですが、サートゥルナーリア以外は手薄だったメンバー。ここはこの好枠を生かせるか。⑨マカヒキはジャパンカップ4着、昨年のこのレースも4着で穴っぽさはありますが、やはりエンジンのかかりの悪さは致命的。ヒューイットソンのマジックがどこまで通用するか。⑪カデナは前走重賞勝ちの勢いがありますが、過去のG1成績を見る限り、恵まれて3着あたりがいっぱいかなと思います。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】⑥レッドジェニアル⑦ステイフーリッシュ⑩ジナンボー
どの馬も決め手で劣りそうです。善戦止まりでしょうか。
まとめ
一長一短のメンバー。確かに⑧ダノンキングリーは強いですが、キャリアの浅い馬で初コースは不安。消耗戦になりやすいG1レースになると、少し最後甘くなる可能性もあり、そのあたりに穴要素はありますね。
さらに今の阪神の馬場は断然内有利。大事に外々を回ると、最後届かずというシーンも十分考えられます。ここは思い切って、内を通れる馬、騎手から高配当を狙ってみたいと思います。本命は①ロードマイウェイで。
前走は前述の通りスタートで終わってしまったので参考外。とは言え、それまでの5連勝もここに入るとだいぶ格下のレースですし、G1ではまだまだな感じ。ただ今回魅力なのがこの枠順ですね。そして武豊鞍上。ざっと見渡しても、今回前に行きたい馬はあまり見当たらないですし、ひょっとしたらスタート次第では包まれるのを嫌って逃げの手に出る可能性もあるかなっています。もし単騎逃げでも行けるようなら、他の馬もジリっぽい馬が多いですし、内有利の馬場を味方に粘りこみもあるかなと思いました。前々走で勝っている舞台、十分勝ち目はあります。ここしかないという感じで、思い切って軸でいってみたいと思います。
①ロードマイウェイから単勝・馬連・三連複流し。相手は②サトノソルタス③ブラストワンピース④ワグネリアン⑤ラッキーライラック⑧ダノンキングリー⑫クロノジェネシスまで。好スタートを切って、武豊が思い切って乗ってくれることを期待します。
単勝 ①
馬連・三連複流し ①-②③④⑤⑧⑫
勝負度 ★★★☆☆