木曜も大井は重賞。3歳の雲取賞があります。前日の金盃はサウンドトゥルーがまさかの大楽勝。このブログではストライクイーグルから入りましたが、終わってみるとだいぶ馬場を読み違えた模様で申し訳なかったです。猫の目のように変わる大井の馬場、ここも波乱の要素は十分。ひとまず出走メンバーの力関係を仕分けていきたいと思います。
【勝ち負け】なし
素質馬揃って混戦。ひとまず鉄板軸はおらず、上位拮抗の模様。人気は④ゴールドビルダーになるでしょうかね。
【嵌まれば一発】①ストーミーデイ③ブリッグオドーン④ゴールドビルダー⑨スティールペガサス
①ストーミーデイはゴールドジュニア逃げ切りからハイセイコー記念2着。スピード型で距離が心配ですが、自分の形に持ち込めれば。③ブリッグオドーンは前走交流G1で力を発揮できませんでした。ノーザンファーム産で素質は上位。④ゴールドビルダーはハイセイコー記念で重賞を勝ち、全日本2歳優駿でも積極的な競馬で健闘。今回は乗り替わりとデキ次第。⑨スティールペガサスは強い門別馬で、園田の交流重賞で中央の2勝馬たち相手に4着と逃げ粘りました。力はありますが、あとは距離延長がどうでしょう。
【安定型】⑪チョウライリン
コース、展開問わずきっちり走ってくる馬ですが、使い込まれていて馬体の成長は今ひとつ。ここも大崩れはしないでしょうが、勝ち負けというタイプではありません。
【展開次第で複勝圏】⑧ミリミリ⑩グランメガスマイル⑫マンガン⑬ファルコンウィング⑮ゴールドホイヤー
展開が嵌まるとなかなかうるさい馬たち。地力もそこそこあります。流れひとつ。前残りなら⑬ファルコンウィング、差しならそれ以外の馬ですね。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】②リバースメルローズ⑤サドンゲイル⑥レイワデジタル⑦マルモリラッキー⑭ピアノマン
よほど乱戦にならないと厳しいでしょうか。
まとめ
このレースまでに、各馬さまざまなステップを踏んで来ているわけですが、特にレベルが高いレースだと思っているのがゴールドジュニアーとハイセイコー記念です。ゴールドジュニアーは全日本2歳優駿を勝ったヴァケーションが3着で、5着ファルコンウィング以下は離されていました。そして再戦という感じのハイセイコー記念も上位陣の強さが目立ったレースで、この2つのレースで上位争いをしていた馬を素直に評価したいです。
本命は①ストーミーデイ。今回は距離が延びて、スピードタイプのこの馬としては最後まで持つかどうかが問題なわけですが、ここ2戦もかなり厳しい競馬で残っていますし、逆に中距離戦の方が息が入っていいかもしれません。逃げてもいいですし、もし⑨スティールペガサスがからんで来るようなら下げてもレースはできます。直線まで余力があれば、スピード能力で押し切れると見て本命でいきたいと思います。
①ストーミーデイから手広く馬単マルチ流し。③ブリッグオドーン④ゴールドビルダー⑧ミリミリ⑨スティールペガサス⑩グランメガスマイル⑪チョウライリン⑫マンガン⑬ファルコンウィング⑮ゴールドホイヤーへ。④ゴールドビルダーが来てしまうとガミりますが、それはそれとして考えて高目待ちで。④ゴールドビルダーも本来なら本命でいいと思いますが、少し状態が不安なのと本田に乗り替わってどうなるかというところですね。
あとはもし強烈な差し競馬で、全馬バテバテの展開になれば⑧ミリミリ⑪チョウライリン⑫マンガン⑮ゴールドホイヤーあたりの台頭もありえますが、そこまで崩れるかどうか。⑨スティールペガサスの出方と、当日の馬場傾向次第でもありますね。
馬単マルチ流し ①⇄③④⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑮
勝負度 ★★★★☆