日曜は高知で高知最大のレース・黒船賞のステップレースである、黒潮スプリンターズカップが行われます。1300の一戦ですが、高知のスプリント王・サクラレグナムの姿はなく、なかなかつかみどころのないメンバー。兵庫・名古屋からもくせ者たちが参戦して、混迷を深めております。ひとまず頑張って仕分けして整理してみます。
【勝ち負け】なし
力関係が謎。当日の馬場次第でもありますし、ひとまず中心と呼べるほどの馬は見あたりません。
【嵌まれば一発】④エイシンテキサス⑦スリラーインマニラ⑩ブラゾンドゥリス⑪スペルマロン
④エイシンテキサスは1300でも長い馬。ただ気持ち良く逃げた時に爆発力があります。⑦スリラーインマニラは中央準オープン・門別A級を経て高知に移籍。目下2連勝でいずれも強い内容。今回は重賞で相手強化してどうか。⑩ブラゾンドゥリスはなんと言っても2017年の黒船賞の勝ち馬。兵庫に移籍して前走兵庫GTで5着。当然ここも有力。⑪スペルマロンは高知でトップクラスの実力。あとは距離・他地区の馬たちとの戦い。
【安定型】⑤ウォーターマーズ
相変わらず道中おっつけ通しながら、最後は馬券圏内にはやってくる馬。この距離は決してプラスでないですが、展開と馬場次第。時計がかかった方がいいですね。
【展開次第で複勝圏】①アースグロウ②コウエイタケル③モズフレミントン⑧スティンライクビー⑨ポッドジョイ
少し格下ですが、立ち回りひとつと言った感じです。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】⑥メイショウタイシ⑫ズラリ
メンバーも揃って、ここでは足りないかなと思います。
まとめ
土日の高知はなかなかの好天。馬場は重かやや重くらいでしょうか。不良馬場ではないですが、そこそこの時計勝負にはなるでしょうね。私の本命は実績を評価して⑩ブラゾンドゥリスでいきます。
兵庫に移籍して初戦は今ひとつの内容でしたが、前走の中央交流の兵庫GTでは出遅れながら最後追い込んで5着。しかも中央馬と斤量がほぼ変わらない56キロのハンデでの好走となれば、高い評価を与えなければなりません。黒船賞を勝っていて、コース相性は間違いなくいいはず。この枠ならスムーズにレースができそうですし、兵庫リーディングの吉村が鞍上となれば信頼できます。軸で考えたいですね。
相手はなかなか難解。ほとんど手合わせのないメンバーですし、ここは少し穴っぽいところを狙ってみたいです。三連複フォーメーションで、1頭目⑩ブラゾンドゥリス、2頭目には③モズフレミントン⑧スティンライクビー、3頭目はその他①アースグロウ②コウエイタケル④エイシンテキサス⑤ウォーターマーズ⑦スリラーインマニラ⑨ポッドジョイ⑪スペルマロンへ。
高知の1300ですから、1コーナーまではかなり速いと考えて、ある程度スプリント性能もあって、後半ひと脚使えそうな馬をピックアップしてみました。③モズフレミントンは少しずぶいですが、なんとか前半離されずについていければ、後半で松木のイン差しが炸裂してもおかしくないでしょう。⑧スティンライクビーはスプリンタータイプ。前走も笠松の重賞で2着でしたし、距離短縮はプラス。追走に苦労することもないでしょうし、気楽に乗れそうなのがいいですね。この2頭へは馬連も買いたいですね。一発穴狙いで。
三連複フォーメーション ⑩-③⑧-③⑧①②④⑤⑦⑨⑪
馬連流し ⑩-③⑧
勝負度 ★★★☆☆