いよいよ日曜は有馬記念。今年は急遽アーモンドアイが出走となってだいぶ盛り上がってきました。この馬の出走はだいぶ大きいですね。他にもこのレースで引退という馬たちも多く、メモリアルなレースになりそう。さっそく仕分けをしていきたいと思います。
【勝ち負け】⑨アーモンドアイ
熱発で香港を回避しての参戦。状態は万全と言ったところ。あとは初めての中山で紛れがあるかどうか。
【嵌まれば一発】⑤フィエールマン⑥リスグラシュー⑦ワールドプレミア⑩サートゥルナーリア⑪キセキ⑮アエロリット
他も豪華メンバー。もしアーモンドアイが中山に手こずったり、不利などあれば一転大混戦となります。⑤フィエールマンも実力馬ですし、⑥リスグラシューもG1連勝中。⑦ワールドプレミアは菊花賞で素質開花。⑩サートゥルナーリアは東京から中山に替わって上積みがありそう。⑪キセキ⑮アエロリットはマイペースに持ち込めばというところ。なかなか絞るのは難しいところ。
【安定型】②スワーヴリチャード
ジャパンカップも安定評価にしましたが、前走は勝ったもののかなり条件に恵まれた印象。そもそもはジリ脚の馬なので、瞬発力勝負では引けをとります。これだけのメンバーで突き抜けるとなるとどうでしょうか。
【展開次第で複勝圏】①スカーレットカラー⑧レイデオロ⑭ヴェロックス
【嵌まれば一発】の馬たちがなかなか強力ですから、このあたりの馬が凡走してくれないと食い込みは厳しいです。しかし①スカーレットカラーはこのメンバーに入るとあまりにも未知ですし、内の最短距離を走れる分の複穴。昨年の覇者で大スランプの⑧レイデオロは今回三浦に乗り替わってブリンカー着用。最近は気持ちでレースを止めてしまっている感じなので、ラストレースで一変もあるかも。⑭ヴェロックスは単純に距離短縮と2キロ減が魅力。上位陣に一泡吹かせる可能性は秘めています。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】③エタリオウ④スティッフェリオ⑫クロコスミア⑬アルアイン⑯シュヴァルグラン
どの馬も名馬ですが、決め手不足な印象。猛烈なハイペースになったりしないと厳しそうですがどうでしょう。
まとめ
有馬記念は枠順が重要なファクターで、基本的に内枠有利の印象ですが、単純に内であれば良いというわけでもないと思います。今年の場合、内に②スワーヴリチャードがいて、これが逃げ馬の後ろで先行抜け出しを図るでしょうから、ある意味他の馬の目標になるはず。前に行って末脚が切れるタイプの馬ではないので、この馬の後ろに入るとなかなか難しい競馬になるかなと想像しました。勝ち負けとなると、ある程度この目標を外から交わせる馬がいいかなと思いました。
一応本命は⑨アーモンドアイ。特に説明はいらないと思いますが、この枠ならある程度ロスも少なく、内の先行馬をマークしてレースができそう。あとは直線ひと脚使えれば。多少の道悪も苦にしないですしね。軸は揺るがないでしょう。
相手は迷いますが、ここは絞って⑩サートゥルナーリアにしてみます。ダービー・天皇賞を見る限り、左回りがどうというよりも、いい脚が短い印象を受けました。そういう馬だとしたら、直線の長い東京よりも中山の方がレースがしやすいはず。ヴィクトワールピサのようなタイプなかもしれませんね。だとしたら有馬の舞台は嵌まる気がします。本来の能力では3歳で一番のはず。ロードカナロア産駒のワンツーに期待します。
まず馬単マルチで⑨アーモンドアイ⑩サートゥルナーリア。そして三連複フォーメーションでこの2頭から一応総流しにしてみます。オッズを見て資金配分したいですね。特に3頭目で気になるのは①スカーレットカラー⑧レイデオロ⑭ヴェロックス⑮アエロリット。①スカーレットカラーは一昨年のクイーンズリングの再現を、⑧レイデオロはブリンカー、⑭ヴェロックスは距離短縮、⑮アエロリットは初距離ですが単騎で行けたなら。高目を期待します。
馬単マルチ ⑨⇄⑩
三連複2頭軸流し ⑨⑩-総流し
勝負度 ★★★☆☆