日曜の金沢は、長距離重賞・北国王冠が行われます。今年もスタミナ戦を求めて全国から好メンバーが集まってきました。力関係を仕分けしてチェックしてみましょう。
【勝ち負け】⑥タガノゴールド
日程変更の影響で今年2回行われた園田の長距離重賞・六甲盃を連覇。金沢コースもイヌワシ賞勝ちで経験済み。当然ここでも最有力です。
【嵌まれば一発】③ティモシーブルー⑤アッキー⑫バンローズキングス
③ティモシーブルーはイヌワシ賞でタガノゴールドに差し切られましたが、カツゲキキトキトを競りつぶしての2着は立派。前走の白山大賞典もJRA勢とそれほど差はなかったでしたし、今回も有力候補と言えるでしょう。5歳という若さも魅力。⑤アッキーは南関東移籍後は強敵相手のオープンで健闘。詰めの甘さは残りますが、ここは単騎逃げもあり得そうで一発警戒。⑫バンローズキングスは前走敗れましたが、勝ったリンノレジェンドは先日の道営記念でも勝利。前回の金沢遠征は輸送減りが痛かったですが、前走の水沢では体も減っていなかったので、MRO金賞以上の走りが期待できそう。課題は初の古馬相手ですが、54キロは魅力。
【安定型】⑦エンパイアペガサス⑧グルームアイランド
実績豊富な2頭。どちらもだいぶ復調してきましたが、全盛時に比べてだいぶずぶくなっている様子。勝ちきるまでは難しいですが、その他の馬のポカがあればという存在。
【展開次第で複勝圏】①サウスアメリカン
川崎からの参戦ですが、ここ2戦のA級では少し力が足りない感じで微妙な力関係。ムラ駆けタイプでもあり信頼はできないタイプですが、吉原騎乗と、輸送で体が絞れると少し面白いかも。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】②マイネルリボーン④マルカンベルガー⑧メジャーシップ⑩ブラックピアド⑪ツーエムアリエス
かなりメンバーが揃った一戦。タガノゴールド、ティモシーブルーはかなり強力ですし、エンパイアペガサスやグルームアイランドあたりをやっつけるのもなかなか大変です。残りの1枠に滑りこむのは至難の業かもしれません。
まとめ
9月のイヌワシ賞は中身の濃いレース。カツゲキキトキト相手に先着した⑥タガノゴールド③ティモシーブルーはかなり強いと思います。距離も向いていそうですし、前走もそれぞれハイレベルのレースをしています。まずはこの2頭を中心に考えるのが無難でしょう。
ということで三連複2頭軸流しがいいですが、配当的なことを考えれば絞らないとあまり魅力がありませんね。そこで私が買いたいのは⑤アッキー。前々でレースができるのは強みですし、南関東の強い馬相手に毎回それほど負けていません。この距離でポンとハナでも奪えば。斤量が3キロ増えますが、それでも54キロなら大丈夫でしょう。
あとは⑦エンパイアペガサス⑫バンローズキングス、穴で①サウスアメリカンと行きたいですが、ただ⑦エンパイアペガサスへの三連複なんかはほとんどつかないと思いますし、配当を見ながら配分していくしかないですね。あくまで私は⑥タガノゴールド③ティモシーブルー⑤アッキーで勝負したいです。
三連複2頭軸流し ③⑥-⑤①⑦⑫
勝負度 ★★☆☆☆
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