木曜の笠松は秋の中距離重賞・オータムカップが行われます。昨年のオータムカップと春のマーチカップは同じ条件で、どちらもメモリージルバが勝っているので今回も注目の存在なんですが、休み明けの前走が大敗。その他のメンバーもバリバリの重賞メンバーというわけではないだけにかなりの混戦ムード。仕分けをしてみましたが、難しい感じになってしまいました。
【勝ち負け】なし
重賞実績、そして1900という距離実績も、メモリージルバ以外は今ひとつなメンバー。そのメモリージルバも前走が負けすぎですから。本命不在です。
【安定型】なし
計算できそうな馬はいないですかね。好調さで言えば⑦ウインハピネス⑩シャドウチェイサーでしょうが、斤量2キロ増でこの距離となるとポカもありえます。
【嵌まれば一発】②アンタエウス③フジノナデシコ④コウエイワンマン⑤メモリージルバ⑦ウインハピネス⑧ドリームスイーブル⑩シャドウチェイサー
ずらっと並んでしまいました。どの馬も状態と展開ひとつで一発ありそうです。②アンタエウスは前走の高知が強敵相手。今回は初の古馬戦でどうかですね。金沢③フジノナデシコは唯一の遠征馬。最近は重賞でも好走していて、牝馬ですが侮れません。移籍初戦の④コウエイワンマンは中央準オープンの実績がありますが、近走の成績が悪すぎますね。ただ状態が少しでも上がっていれば間に合う可能性があります。⑤メモリージルバはドンピシャの条件ですが、前走が全くレースになっていません。あくまで叩き台だったのでしょうが、10歳でひと叩きだけで一変があるかどうか。⑦ウインハピネスは4歳でフレッシュな存在。園田で1870の交流戦を勝っていますし距離もこなせそう。スムーズに運べれば。⑧ドリームスイーブルも本来ならここで勝ち負けになってもいい馬。久々の中距離戦で目が覚めるか。⑩シャドウチェイサーはマイラーな感じなので距離延長は気になる材料。ただおそらく単騎逃げになるでしょうし、こちらも気持ちよく運べればですね。
【展開次第で複勝圏】①ヴェリテ⑨デジタルフラッシュ
ここ2戦の①ヴェリテは復調気配がありますが、最後の最後でワンパンチ足りない感じですね。他の馬がグダグダのレースになって3着くらいならあるでしょうか。⑨デジタルフラッシュは前走シンガリ負けですが最後の脚はまずまず。一時の大スランプからは脱出しつつあるのかも。距離実績もあって、水野騎乗なら少し不気味。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】⑥シャイニングアロー
少し格で落ちますかね。距離も決して向いているとは思えません。
まとめ
展開次第でいくらでも順番が変わってきそうなメンバー。その中でも私は③フジノナデシコに魅力を感じました。中央では1勝でしたが、金沢に移籍してから徐々に力をつけて、今年は重賞でも好走。特に3走前の読売レディス杯は牝馬限定ながらかなりハイレベルなメンバー。ステップオブダンスに先着した点は評価できます。その前のA1特別も、目下絶好調のティモシーブルーやヤマミダンスに続く3着。今回のメンバーなら威張れる戦績だと思います。距離の1900も4走前と前走で好走。前の馬を見ながら、勝負どころで外からしっかり伸びるタイプでレースがしやすいはず。おまけに金沢馬ということで人気がないなら言うことなし。遠征という意欲を買って、ここは軸として考えたいです。
③フジノナデシコから単勝・馬連・三連複軸1頭流しでいきたいです。相手は②アンタエウス④コウエイワンマン⑤メモリージルバ⑦ウインハピネス⑧ドリームスイーブル⑩シャドウチェイサーに、穴で①ヴェリテ⑨デジタルフラッシュも入れてしまいます。最後の2頭が来ると楽しいんですがね。でも可能性はなくはないです。切った1頭が来ませんように。そしてオッズが跳ねますように。
単勝 ③
馬連・三連複1頭軸流し ③→①②④⑤⑦⑧⑨⑩
勝負度 ★★★★☆
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