2019 高知 西日本ダービー 仕分け予想 安定感でフォアフロント
- 2019.09.13
- 地方競馬

3連休の最後・9月16日は、高知で西日本ダービーが行われます。今年で4回目、西日本地区で持ち回りで行われている重賞で、西日本の競馬場でデビューして移籍していない馬のみ出走資格があるレースです。それにより、例えば高知のナンヨーオボロヅキとか、佐賀のスーパージンガ、兵庫のバンローズキングスなどの各地の代表馬は出走ができないわけで、今年に関しては各地の大関クラスが集まった感じがします。なかなか力関係が難しいところですが、仕分けして整理したいと思います。
【勝ち負け】なし
各地で一線級相手になると、勝ちきれないかなというメンバーではあります。善戦タイプが多いので即勝ち負けと言える存在はいませんね。
【安定型】③リリコ④フォアフロント
兵庫③リリコは遠征経験豊富で、高知の1900も春の高知優駿で経験済み。当時は不良馬場でしたが良馬場でも大丈夫でしょう。馬券外がこれまで1回だけという安定タイプですが、男馬相手だとどうしても勝ちきれない部分がありますね。笠松④フォアフロントも掲示板を外したことがない馬。本来はマイラーだと思うので距離がどうかですが、前走で1900の重賞で2着に突っ込んで来ましたし乗り方ひとつでしょう。
【嵌まれば一発】⑧アルネゴー⑨テツ⑫アンタエウス
高知⑧アルネゴーは休み明けの前走でナンヨーオボロヅキを追い詰めました。強烈な末脚がある反面、その瞬発力や血統を見ると若干距離が長い気がします。脚をためられれば。兵庫⑨テツはJRA挑戦で力をつけて、前走のMRO金賞でついに重賞制覇。うまく行った感じもしますが、再度すんなり先行できれば。愛知⑫アンタエウスは前走の東海ダービーで惨敗。今回休み明けで立て直してくれば能力はあります。問題は折り合いです。
【展開次第で複勝圏】⑦ディアレイカ⑩チジョウノホシ
高知⑦ディアレイカはディアマルコの妹。ここに来て成績が上がって来てさすがというところ。ただそれほど個性の強い馬ではないので、各地の重賞クラス相手ですと善戦までかなという気もします。金沢⑩チジョウノホシはここ2戦低調ですが、春にはロンギングルックと僅差の競馬。叩き2戦目で鞍上に永森を迎えて若干不気味。
【危険な人気馬】なし
【苦戦必至】①ボルドーアストル②オールアウト⑤ニチウォ⑥ビーコンプリート⑪ロゼオランジュ
どの馬も地元重賞でも掲示板クラスなので、ここでは厳しいでしょう。①ボルドーアストル⑥ビーコンプリートは積極的に行くかもしれないので、レースの鍵は握っています。
まとめ
かなり混戦なレース。金沢のMRO金賞でも、最後は兵庫・笠松・金沢勢が混戦になりましたし、力が接近しているのは間違いないです。流れひとつではありますが、私はその中でも最近の安定ぶりを評価して④フォアフロントを中心に考えたいです。
前走はMRO金賞で2着でしたが、最後一番の伸びを見せました。マイル向きではありますが、前々走の東海ダービーでもエムエスクイーンに付いていって最後失速したものの3着は確保。1900戦を2戦続けて使っているのは好感が持てます。今回は同じ厩舎の⑥ビーコンプリートがいますから、ひょっとしたら何かのアシストがあるかもしれません。うまく折り合っていければ確実に脚を使ってくれるはず。1番人気になったりはしないと思うので、気楽に乗ればチャンス大だと思います。
基本は④フォアフロントの単勝で勝負。あとは馬連流しで。相手は③リリコ⑦ディアレイカ⑧アルネゴー⑨テツ⑫アンタエウスへ。⑨テツが人気になるんでしょうかね。ただ今回は目標にされてしまうと思うので、かなり厳しい立場になりそう。他の馬も一長一短ですね。一番バランスが取れている馬が④フォアフロントでしょう。最後に配当がつきそうな永森⑩チジョウノホシへのワイドもそっと遊びで買いたいです。
単勝 ④
馬連流し ④-③⑦⑧⑨⑫
ワイド ④-⑩
勝負度 ★★☆☆☆
-
前の記事
2019 門別 旭岳賞 仕分け予想 注目の一戦!ひとまずスーパーステション中心◎ 滞在競馬のモルトベーネに期待☆ 2019.09.12
-
次の記事
2019 阪神 ローズS 仕分け予想 スイープセレリタス、良血開花の秋◎ 2019.09.14
コメントを書く